「プライド・マンス」レッスン特集&キャンペーン!
毎年6月はアメリカなどでLGBTQIA+ Pride Month(プライド・マンス)が開催されています。
カフェトークでもその時期にあわせて、「プライド・マンス」イベントやレッスンを特集します。
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※講師は複数言語でレッスンを提供する場合があります。レッスン予約時に、講師に希望するレッスン言語をお伝えください。
※本キャンペーンでは講師お一人につき、一つのレッスンしかフィーチャーできませんでしたが、キャンペーンページに掲載されているレッスン以外にも複数のレッスンを提供している講師もいます。ぜひ、それぞれの講師のプロフィールをご覧ください。
※本キャンペーン終了後も、講師がレッスンを提供する場合があります。キャンペーン終了後もレッスン予約が可能かは、講師に個別にお問い合わせください。
6月は、LGBTQIA+の権利について啓発を促す「プライド月間(Pride Month)」です。「プライドマンス」と呼ばれており、アメリカをはじめ世界各地でさまざまなイベントが開催されています。
LGBTQIA+の市民権運動の転換点となった、米国ストーンウォールでの暴動が起こったのが1969年6月末だったことから、毎年6月の最終日曜日にニューヨークやサンフランシスコでパレード(プライドパレード)が開催されるようになりました。この記念月間の目的は、レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、クィアの人々が国際的に歴史に与えた影響を認識することです。
日本では、1994年8月に初のプライドパレードが開催されました。2012年からは「東京レインボープライド」が毎年ゴールデンウィーク前に代々木公園にて開催され、LGBTQIA+ムーブメントを象徴するイベントとなっています。
LGBTQIA+は包括性を示す
LGBTQIA+とは、Lesbian(レズビアン / 女性同性愛者)、Gay(ゲイ / 男性同性愛者)、Bisexual(バイセクシュアル / 両性愛者)、Transgender(トランスジェンダー / 性自認が出生時に割り当てられた性別とは異なる人)、QueerやQuestioning(クィア / クエスチョニング)、Intersex(ディーエスディー)、AsexualやAgender(アセクシャル / エイジェンダー)の頭文字をとった言葉で、性的マイノリティ(性的少数者)を表す総称のひとつとしても使われることがあります。
*性的マイノリティーとは性的少数者。何らかの意味で「性」のあり方が多数派と異なる人のこと。 性自認や性的指向、またはその両方が多数派と異なる人のことを指す。LGBTQIA+は性的マイノリティーを総称する言葉。
LGBTQIA+ の中には様々な性自認(ジェンダーアイデンティティー)、性的指向(セクシュアリティー)、そしてその両方を指す用語が含まれています。
女性に対して恋愛感情や性的欲求を持つ女性を示す。日本語での「レズ」という言い方は、レズビアンを性的消費の対象として扱うときに多く使われてきたという経緯から使用が避けられている。
男性に対して恋愛感情や性的欲求を持つ男性を示す。同性愛者の総称、もしくは性的マイノリティーの総称として使う人もいるが、その使い方は男性中心的という批判もある。
定義は個々人によるが、女性や男性とそれ以外のジェンダーにも恋愛感情や性的欲求を持つ人。女性と男性以外の人にも恋愛感情や性的欲求を持つ人をパンセクシャルともいう。
出生時に割り当てられた性別とは異なる性別を自認する人。トランスジェンダー女性やトランスジェンダー男性以外にも「トランスジェンダー」を性別二元論的な性に当てはまらない人の総称として使う人もいる。「トランスジェンダー」という包括的用語の中にはトランス・ノンバイナリー、トランス・マスキュリン等、男性や女性と自認しない人もいる。
異性愛規範やシスジェンダー規範に対抗する政治的なスタンスを示すアイデンティティー、もしくは性的マイノリティーの総称として使われることもある。全てのジェンダーに性的欲求を持つ人という使われ方もある。元々は「風変わりな・奇妙な」といった意味合いを持つ英語圏の言葉で、侮蔑的に性別二元論に当てはまらない人や異性愛者ではない人を表現する言葉として用いられていた。20世紀終盤以降、その侮蔑を向けられてきた性的マイノリティが中心となって、あえて自身を指す言葉として使うようになり、「自分たちはクィアである」という一種の開き直りの態度と共に、運動や研究が展開され始めた。
自身の性自認や性的指向が定まっていない、もしくは意図的に定めていないセクシュアリティを指す。
生物学的性別二元性に当てはまらない身体・生物学的特徴を持った人。英語圏ではIntersex(インターセックス)と呼ばれることもあり、LGBTQIA+の「I」はその頭文字である。日本語では「インターセックス」「半陰陽」などの言葉は誤解を生みやすい・軽蔑的なニュアンスで使われることが多いという理由から、使用が避けられている。
他者に対して性的な魅力を感じない(もしくは感じることが少ない)人、性的欲求を抱かない(もしくは抱くことが少ない)人。ノンセクシャルという人もいる。
さらに「LGBTQIA +」の「+」は、その他にも様々な性のあり方があることを表しています。
「アライ (Ally)」 とは、当事者ではない人が、性的マイノリティ(もしくは性的マイノリティーの当事者が他のLGBTQIA+の人)を理解し支援するという考え方、あるいはそうした立場を明確にしている人々を指します。
例)ヘテロセクシュアルの人で、ゲイアライである人 / シスジェンダーのレズビアン女性で、トランスジェンダーアライである人
「ストレート (Straight)」とは、異性に対して恋愛感情や性的魅力を持つ人を表します。別の言葉で言えば、「ストレート」は異性愛者を指します。一部の人はLGBTQIA+コミュニティの一員であるが、同時にストレートとして自己を認識することもあります。例えば、トランスジェンダーの女性がシスジェンダーの男性との関係にある場合や、アセクシャルの人が異性にのみロマンチックな魅力を感じる場合などが該当します。
「シスジェンダー (Cisgender)」とは、性別が出生時に割り当てられた性別と一致する人を指します。
LGBTQIA+と自認していない人々にとって、自らの体験を表現する際に言葉に詰まり、つい「普通」(ノーマル、正常)という言葉を使ってしまうことがあるかもしれません。
ただ、この言葉の問題点は、LGBTQIA+「ではない」ことが「正しく」、LGBTQIA+「である」ことが本来の「正しい規範」から「逸脱している」こと、すなわち異性愛が普通で、男女の二つの基準しかないという、非常に限定的な規範が「理想的である」ことを暗に示してしまいます。
そこで、代わりに「異性愛者・ストレート」、「シスジェンダー」、「アロセクシャル(性的魅力を感じる人を指す言葉;アセクシャル・無性愛者の反対)」などといった、より正確な表現を使うことで、主観的な道徳的価値観で他者を決めつけることを避けられます。
リリース日:2023年6月1日