みなさん、こんにちは！

日本語 講師の Yu です。

普段は アニメの演出（ディレクター）をしています。

昨日に ひきつづき、アニメの 音響演出（おんきょうえんしゅつ）に ついて 書きたいと思います。

アニメの 音楽（おんがく）について興味（きょうみ）ある方は ぜひ 読んで みて くださいね。

昨日の コラムを まだ 読んでいない方は、ぜひ昨日のコラムも ご覧 ください。

かんたんに おさらいします。

アニメの 音楽を かけるとき、どんなことに注意したらいいでしょう？

どんな音楽をかけるのか、音楽スタートとエンドはどのタイミングにするのか。。などなど。

考えることはたくさんあります。

例題（れいだい）として、こんなシチュエーションを考えてみましょう。

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物語（ものがたり）の 終盤（しゅうばん）、ある キャラクターが、

それまで 自分の 隠（かく）していた気持ちを 周り（まわり）の 

みんなに 打ち明ける。

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このような シーンには どのような 音楽を かけるのが 正解（せいかい）でしょうか？

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どうでしょう？ 　答えは 出ましたか？

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はい、正解は、、、、、

ないんです。ごめんなさい（笑）

ふざけている わけでは、決して ありません。

試験（しけん）などと 違って、アニメの 表現（ひょうげん）に 正解は ないん です。

打ち明けるキャラクターの真剣（しんけん）な表情に 合わせて エモーショナルな 音楽を かける 場合も あるし、

役者（やくしゃ）さんの感情（かんじょう）こもった芝居（しばい）を生かすために 音楽を

あえて かけない 場合も あります。

音楽を かける タイミングも、キャラクターが 話し 始める タイミングに 合わせて スタート させる

場合もありますし、告白を 聞いている 周りの キャラクターの リアクションに 合わせて スタートさせる

手も あります。

選択肢（せんたくし）は、これだけ じゃなく、もっと 無数（むすう）に あります。

そんな 正解の ない 無数の 選択肢の 中で、僕たち 演出は どうするのかを 短時間（たんじかん）で 判断

しなければいけません。

いくつか 選択肢が 出てきた時、ぼくが 判断の 基準（きじゅん）にするのは、アニメを 見てくれている

人たちに とって、どの 方法が、より 一層（いっそう）楽しんで もらえる もの だろうか。という こと です。

でも、他の 演出さんの 中には、見ている 人の こと よりも、自分自身（じぶんじしん）が どういう 表現を

したいのか を 重視（じゅうし）して 判断する人もいます。

これも、どちらが 間違い（まちがい） で、どちらが 正解 ということは ないと 思います。

ひとつ 言えるのは、多くの 人から 支持（しじ）を 得ている アニメ作品は、必ずと いっていいほど、

こういったことが しっかり 考えられて います。

ジブリ作品 などは「まさに、、！」という 感じ です。 アニメは、映像 だけでは ないん ですね。

はい、昨日今日と 続けて、アニメの音について

書かせていただきました。

こんな感じで、アニメに ついて 色々 話して みたい 方は ぜひ

お気軽（おきがる）に 僕の レッスンを とってみてくださいー！

ではまた！

素敵（すてき）な 1日を お過ごし ください。