みなさん、こんばんは。
いつもコラムをご覧いただき、ありがとうございます。
「作文が書けない」というお問い合わせをよく頂くのですが、
先日、娘の低学年の頃の作文を読んで腑に落ちた感じがしました。
娘の作文はカタカナが間違えていたり、文法的にもおかしなところが
多く見られたのですが、出来事や自分の気持ちが生き生きとした表現で
リアルに伝わってきました。
作文が書けないのは、
〇書き方が分からない
〇何を書いていいのかが分からない
〇苦手意識がある
〇自信がない
〇どう表現していいのか分からない
といった理由が考えられます。
作文が苦手なお子様の中には、否定的な言葉を言われて苦手意識を
持つようになったり、自信がなくなっているケースもあるそうです。
ですので、作文が書けるようになるには、まずは文法などの細かい
ことは気にしないで見たこと、聞いたこと、感じたことなどを
そのまま文にするといいと思います。
「書ける子」と「書けない子」の違いは、自分が思っていることを
素直に表現できるかどうかの差です。
プラスの言葉を通して自信がつき、本や会話を通じて表現力が身につき、
色々なことへの興味関心を持つことで感受性が育まれると、
どのお子さんでも「子供らしい自然な作文」が書けるのではと思います。
文章を組み立てるのが難しいお子さんの場合には、保護者の方が
インタビュー形式で「素材」を引き出してあげるといいかもしれません。
感じたことをそのまま自由に綴った子供の作文は、いつ読んでも
面白いものです。