2019年に舞台「女の一生」を演らせていただいた時、事前に演出家と出演者との勉強会がありました。
その時に何かの話の流れで戦時中のダンディズムとは・・・?という話になり、、、。
私は師匠 高城淳一のもっていた「ダンディズム」をここで発言〜と思い、
「うちの師匠はダンディと呼ばれてましたが、ダンディズムって
男性としての美学っていうか〜生き方がかっこいい!みたいなものを指すんですかね〜〜〜」と全くと言っていいほど、明確に言葉にできなかったのでした・・。
その後自分の中で ダンディを考えてみたときに、
うーーん、?かっこいいって、一言だけでは足りない気がする。
世代によって変わってきてるようにも思え、
今のダンディなひとって?誰????
調べてみても、なんだかピンとくるこたえがなく・・・。
そこで、、!
探究好きな私は
師匠のダンディズムがどういう言葉で表現されるのか、うちのねえさんたちに聞いてみることにしました。
その回答が以下です。
①言葉にするのは難しいですねー。
ただ日本でいう伊達ものかなぁなんて思う。
古今東西。昔も今も(というか昔ほど?)本来、男の方がおしゃれですよね。
プラス生き方?その二つが両輪で形作るものかなぁなんて思うのですが……うーん。言葉にすると、陳腐だぁ
なるほど、、!
さすが、和物に精通した先輩のご意見、、!
②私のダンディズムのイメージは~
古きよきものもイイトコ取りして、常に一歩先を観ている新旧のバランスと、自分のスタイル(御柱)を「俺はコレだ!」とスマートに確立している生き様、美学のようなもの、、!?
なるほど、、!
さすが、ゴルフ好きな師匠とコースをまわっていた先輩のご意見、、!
③おそらく。
説明して理解を促すのは無粋。見た人聞いた人が受け止めた理解が良くも悪くも その人となる。
俺のことは好きに想像してよ、って余裕。
すなわち。高城さんとするならば。
さとちゃんが感じた素敵イメージが、さとちゃんの感じたダンディズム。
それでいいよ、って
高城さんが示す 懐深いダンディズム。
さすが、、、!本も書いている先輩、、!
そう〜。そう〜それだーーーーっ!
好きにみてよ。という余裕
おれのことなら放っといて(中村信郎先生)
これだよねー。ダンディズムーーっ!
と
ひどく感銘をうけ、納得したものです。
そういえば、私が20代の頃、
師匠に里美、おまえ、カッコいいな!と言われたことを思い出し、、。
ダンディと呼ばれていた師匠がわたしのなにを見てそう思ったのか、、、。
未だによくわかりませんが・・・。
そして、時は令和、あらゆる価値観が多様化している中で、私なりの
昭和のダンディズムも継承できてるといいなって思っています。(笑)
内田里美