先生の選び方とは?③ 良いレッスンとわかるレッスン
シリーズにする気はなかったのですが、続いてしまいました。
今日も生徒さんと保護者さま向けの内容です。
今回も私の昔話から始まります。想像してください。
学習塾で授業していた私ですが、
それまで家庭教師歴や塾講師歴は一切ありませんでした。
塾はお金を頂いているのに素人を教壇に立たせるわけにはいかないので、
私に先輩講師の授業を見せたり模擬授業をさせたり授業案を作らせたりしました。
徐々にできることは増えても下っ端講師。
「先輩方は上手いな。私の授業と違うな」
と、いつも思っていました。
集団授業の特性上、受けた生徒の多くが授業中に理解できれば良い授業です。
もちろん、生徒を叱る、檄を飛ばすなどの技術は必要です。
先輩講師のみなさんは授業に誇りを持っていたし、研究していました。
私はその良い授業ができませんでした。
経験の浅さが最大の原因ですが、問題が解けない生徒が気になるのです。
授業が終わりました。大体の生徒は理解しました。
では、わからなかった生徒はどうする?置いてきぼり?
例えば、数学が嫌いな生徒がいるとします。
中3生で受験を控えているのに公式を覚えていません。
勉強していなかっただけかもしれません。
でも、塾に来て勉強がわからなくなったら辛いだけだと思います。
勉強がよりわからなくなる塾って意味あるのだろうか?
はい、目を開いてください。時間は過ぎて今に戻ります。
オンライン講師はほぼ個別授業です。
生徒に合わせてレッスンを構成することが求められます。
集団授業の良いレッスンをしても、生徒がわからなければ意味がありません。
わからないのでレッスンを受けるのです。
理解してもらうように噛み砕いて例を用いて説明することが求められます。
私は自習室で化学基礎・物理基礎・数学IAの質問を沢山返してきたので、
0→1にすることは結構できると思います。
9→10にすることは逆に得意ではありません。
レッスン中には理解できたかどうかを重要視します。
学校の授業がわからない?補習授業がわからない?
大丈夫、それなら補習の補習をしましょう。
わかるレッスンを提供します。かかってきなさい。