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Cafetalk Tutor's Column

Keiko Davy 講師のコラム

ヨーロッパの旅⑥~ルーマニア編

2022年10月5日


カフェトークの皆さん、こんにちは。タイ在住の日英バイリンガル講師のKeiko Davyです。8月はまるまるお休みを頂き、ヨーロッパ旅行に行っていました。
 
今日はヨーロッパの旅の報告編⑥でルーマニアです。興味のある方はこちらから前の報告も御覧になってみて下さい。

①イギリス編
 
②デンマーク編
 
③クラクフ編
 
④ウィーン編
 
⑤ブダペスト編

皆さん、ルーマニアと聞いて何を思い浮かべますか?あまり日本人が観光に行くという国ではないですね。私がルーマニアと言う国で知っていたのは、あの有名なドラキュラ伯爵の出身の国であること、それからトランシルヴァニアという森や山のある地域の名前、そしてトランスファガラシャンというファガラシャ山脈を通過する高原道路が素敵だってこと、それぐらいでした!
 
私の5週間の旅の終点にトルコへたどり着きたいということから、デンマークからずっと南東へ旅行しながら移動してきたのですが、そうでなかったらルーマニアは通り越すことにはならなかったでしょう…。主人はブカレストだけ立ち寄るつもりだったみたいですが、「ルーマニアへまた行こうってなることはきっとないだろうから、この際あちこち見てまわりたい!」と主人を説得しました。

ブダペストからはルーマニアのブラソフという町まで夜行寝台列車で行きました。レンタカーを駅でピックアップして、ブラソフの旧市街地の宿泊先へ。とても素敵な町でした!



翌日、ドラキュラ伯爵のお城で有名なブラン城へ。



その後、トランスファガラシャンを目指してドライブ。投稿に使った写真の滝などがあるヘアピンカーブの続く高原道路を走ってみたかったのです!!!そして見つけました!!



野生のブラウンベアです!!ヨーロッパに残っている野生のブラウンベアの数は年々減っているらしく、このように森の中で見かけられるのはルーマニアぐらい。餌を求めて町や村に下りて来るとも聞いてましたが、ぜひ見たい!と思っていたのです。夢がかないました!

ルーマニアの歴史はとても面白いと思いました。常に侵略から守らなければならないという土地柄。中でも面白かったのは、城塞された教会や町の多いことです。大抵は見晴らしのよい丘の上に城塞を築き、その中にキリスト教の教会を建て、侵略のあった場合には村人が皆その城塞の中に立てこもって抵抗するというものなんですが、オスマン帝国やモンゴル帝国からの侵略などそうやって土地と独立を守ってきたんだ、と分かるような町や教会が結構ありました。そういうところをいくつか訪れ、三日間のドライブは終了。

レンタカーをブラソフで返した後は電車で首都ブカレストへ。ブカレストでは私の50歳の節目の誕生日を迎えました!この2年はタイから出ることもできず、何も特別なこともできずに終わりました。どうしてもタイ以外のところで誕生日を迎えたかった私の願いが叶いました!こんな素敵なお庭でルーマニア料理とワインを頂きました!



そしてブカレストからトルコのイスタンブールへ飛びます!とうとう最後の国です!続きはこちらから。
https://cafetalk.com/column/read/?id=257941&lang=ja

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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