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Cafetalk Tutor's Column

Noritalia 講師のコラム

【2022年秋季・2級】イタリア語検定問題解いてみました♪

2022年10月7日


みなさん、こんにちは。イタリア語・日本語講師のNoriitaliaです。


2022年秋季イタリア語検定の個人的な感想を書くコラム。

1級から始めています。今回は2級です〜!


それ以外の級についてのコラムはこちらからどうぞ。

第55回(2022秋季)実用イタリア語検定1級



第55回(2022秋季)実用イタリア語検定2級

♪概要♪

2022年10月2日実施 
試験時間 10:15〜12:15(120分)

問題数60問
リスニング問題(N1-N22)
筆記問題(N23-N59)
記述問題(N60)


リスニング

1級と同様、単語が分かれば状況が分かる、と言う問題が多いように感じました。当たり前のことですが、知っていなければいけない語彙の難易度が、1級のそれと比べてそれほど専門性の高いものではないのかな、と言う感じです。


N10では、音声ではPinguinoと言っておきながら、正解の文章ではAnimaleと書かれているところなど、引っ掛けようとする意図が見えて笑ってしまいました(←笑ってはいけない)。


N12も分かりにくいと感じました。回答文にNONがついていると紛らわしいなと思ったり。こういう点では、直球で難しい1級よりも反対に難しく感じました。


最後のVeroとFalsoを選ぶ問題は、明らかに1級との違いを感じました。こちらはひねりもなく、スッと答えられた方も多かったのではないでしょうか。


筆記

文法セクションの3分の1は前置詞・代名詞・代名小詞を問われる問題。来年への対策が分かりやすいなと感じました。動詞を選ぶ問題では、選択肢に必ず接続法の動詞が含まれていて、どんな場合に接続法を使うのか、使わないのかと言うことが理解できているのかが問われているのかなぁと感じました。


一つ解説するならば、N25のPiuttosto cheはその後に接続法を持ってきたい気持ちになりますが、これは接続詞ではなく副詞です。Altro cheと同じように動詞の原形を持ってきたりしますね。Cheの後は節が来るだけではないんだなぁ、なんてしみじみ。


読解・作文も少しだけ

読解は2種類ありました。一つ目では、長い文章を読み解く必要がありましたが、問題文にも仕掛けがあって、N53とN54の問題文は分かれていましたが、実は繋がっていました。二つ目では、いくつかの単語がキーワードになっていましたね。


作文は「自由な時間に何をしていますか」と言うタイトル。ちょっと簡単だなぁと正直思ってしまいましたが、書ける範囲を自分で決められるテーマですし、自由にのびのびと書けた人が多かったと思います。

 


ごく簡単に2級の感想を書いてみましたが、いかがでしたでしょうか。


イタリア語検定の問題をもっとしっかり見直したい!と言う方は、10月限定でレッスンをご用意していますので、お気軽にお越しくださいね♪




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イタリア在住20年、実用イタリア語検定1級を取得し、日本人では数少ないイタリア政府認定の語学試験CILS最上級C2に一発合格した現役通訳・翻訳者が、自然なイタリア語表現、文法、発音についてご説明します。


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ここまでお読みくださりありがとうございました (^_^)


NORIITALIA

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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