子どもの思考や行動はいつも奇想天外で予測不能。
まさかこんなことするわけないよね・・・という大人の思考の斜め上をいく自由さです。
私自身、平日は毎日子どもたちと接する仕事をする中で
「えーー----!!!」
「うそでしょう?!」
「なんでこうなるの?」
という出来事に遭遇することは日常茶飯事です。
そういったなかでいつもモヤモヤしていること。それは・・・
「〇〇くん(ちゃん)どうしてそういうことするの?」
という先生のひとことです。
(いつも頑張っている先生、ごめんなさい・・・)
子どもからすれば
「そうすればできると思ったんだもん」
「だってそうしたかったんだもん」
としか言いようがないだろうに、と思います。
もちろん本人の身に危険が及ぶような行動や、まわりのお友達を傷つけたりした(しそうになった)場合は
何がいけなかったのか、それはしてはいけないことなのだということを明確に伝え、子どもたちを守る責任が大人にはあります。これは大前提です。今回はこういった緊急性の高いケースを除く場合です。
「なんでそういうことするの?」
大人であるあなたも言われたことがあるはずです。
これを言われて気分がいい人はあまりいないのではないかと私は思っています。
であれば、子どもたちだって気分がいいとは思っていないでしょう。
よほどのことがない限り、子どもたちは悪意があったりしてそういったことをしているのではなく
小さな体で今までに経験したことや、記憶から知恵を絞って
「これならいけるはずだー!!」
「これでいいのだろうか・・・」
と頑張っているのです。
時に少し調子に乗ってしまっていることもありますが(^-^)
私は「なんでこんなことするのよー」と感じる場面に遭遇した時は
「お、やってるねー」
ぐらいの気持ちで一歩引いてその行動を見るようにしています。
もちろん適切なやり方や、効率の良いやり方を伝えることは必要なので、それは伝えていきます。
その時に私はまず
「わぁ!これはどうやったのか知りたいな」
「これすごいね。なにしてるのか教えてよ!」
などと言うように心がけています。
このメッセージの裏には
おもしろいことしてるね。
かっこいいことしてるね。
すてきなことしてるね。
自分なりにがんばってやったんだよね。
という前向きな気持ちがあります。
このポジティブなメッセージを子どもに受け取ってもらった上で
「これはこうしてみたらもっとうまくいきそうじゃない?」
「こんなやり方はどうかな?」
「こういうやり方、試してみた?」
という提案をします。
そのうえでそれをやるのか、やらないのかを選ぶのは子どもたちです。
まず最初にこちらが相手を受容する言葉を伝える
全てはここからスタートします。
日々の生活で子どもたちと関わる中で、こんなことがあったよ、こうしたらうまくいったよ、などといった経験をお持ちの方がいらっしゃったらぜひコメントにてそれをシェアしてくださったらうれしいです(^-^)
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