こんばんは、ギター講師の石橋です!
セッション定番曲でもある
「Isn't She Lovely」のギターカバー動画をYouTubeにUPしています。
今日はこの曲に取り組むメリットなどについて書きていきます!よろしくければ最後までお付き合いください◎
さっそくですが、この「Isn’t she lovely」という曲は
スティービーワンダーの作品で1976年の楽曲です。(けっこう古くてびっくり)
CM等でも使用されており、曲は知ってるという方は多いのではないでしょうか。
長く愛されている楽曲ですね。
セッション定番曲である、ということで、
ご本人のライブ映像でも各パートのソロ回しがあったりと
非常にアドリブ要素の強い楽曲と言えます。
コード進行はいろいろ表記されることがありますが、シンプルにすると
C#- F#7 B7 E
A△7 G#7 C#- F#7
B7 B7 E
※-はマイナー、△はメジャー
これをディグリーネーム(コードに度数の関係で数字を振った物)にすると
Ⅵ- Ⅱ7 Ⅴ7 Ⅰ
Ⅳ△7 Ⅲ7 Ⅵ- Ⅱ7
Ⅴ7 Ⅴ7 Ⅰ
次に進むコードとの関係が4度で進行しています。
「4度進行」と言われるものです。
Jazz的な解釈で説明されることが多い印象ですが、
J-Popなど普段耳にする音楽でも当てはまります。
Stevie Wonderの曲もJazzというわけではないですしね。
聴いていて心地よい進行ですね。
理論的なことは分からないという方も
「この進行心地よいな」とだけ感じられればまずはOK!
初心者の方やアドリブ挑戦したい方に向けて、この曲に取り組むメリットとしては、以下の3つがポイントだと思います。
ひとつずつ見ていきましょう。
①進行がシンプルで覚えやすい
出てくるコード難しくないですし、循環コードなので
覚えるのは大変ではないと思います。
決めフレーズも含めて、ぜひ練習してみましょう!
②ペンタだけでも十分弾ける
これは重要です。いきなり難易度が高いことはせず、まずはペンタなど
少ない情報でも十分弾けることが大事です。
聴いていて安心できる演奏はハイレベルなフレーズを弾くことより
ミスの少ない安定した演奏が出来ることです。
そこから少しずつ自分らしさや、ちょっと難しいと感じるフレーズを取り入れ
レベルアップを図っていけば良いと思います。
③ノンダイアトニックコードの練習になる
この進行は「聴いていて心地よい」と書きましたが、ちょっとだけ細工があります。それは7thコードです。
F#7やG#7といった7thコードが鳴ったとき、一瞬「おっ」って思いませんか?
これの正体は「ダブルドミナント」「セカンダリードミナント」という
緊張感を持たせるコードのせいです。
またノンダイアトニックコードということは、本来なるべき音以外が
鳴っていることになるので、ソロを取る際にスケール外の音を使えるように
なり、アドリブソロなどのヒントになります(今回は割愛)
Stevie Wonderの楽曲でセッションの定番曲。
シンプルながら心地よい進行。
ペンタでも弾きやすい、でも要所の7thコードが
ポイント。
ぜひこの機会に挑戦してみてはいかがでしょうか??
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