心配なニュースが舞い込んできましたね。
おすぎさんとピーコさん、お元気なころ、
テレビでよく見てました。
ピーコさん、とにかくご無事で居てほしいです。
ニュースではあまり詳細は語られていないので、
ピーコさんがそもそもどういった状態だったか、という詳しいことは、
本当のところはわからないので、
これ以上は推測でものは言えませんが、認知症について少し。
『認知症』と言っても、十人十色で、
ある程度情報があれば、行動の予測がつく方もおられますが、
突然、予測不可能な動きに出られる方もおられます。
以前、私が勤めていた先で、
朝、お迎えに行くと、ご利用者様が家から脱走していて、
ご家族も行方がわからず、探し回った事がありました。
その方は、無事見つかったのですが、
家から少し離れたところの土手で草花を摘んでおられるところでした。
とても穏やかな方で、一見ほほえましい光景ですが、
周りに居る知らない人は、初めてその様子を見ても、
まさか『認知症で家から脱走してきた人』だとは、思わないですよね。
時間帯も朝でしたし。
これが例えば、真夜中、とかなら、『変だな』と、思ってもらえると思います。
家から脱走してしまう、ということは、実際、ちょくちょく見られます。
ご家族がおられても、おられなくても、その時は一瞬です。
デイサービスに通ってたから大変なことになる前に気づけた、といったお声をいただくこともありました。
最近、うちの近くでも、
あやしい動きをしていたご高齢者が、警察に保護されたことがありました。
あやしい・・・と言うと、聞こえが悪いかもしれませんが、
あの人、見かけない顔だな
どこから来たのかな
大丈夫かな
なんかおかしいな
などと思ったら、認知症関連の資格やなんやかんや持っていなくても、
『何かお手伝いしましょうか?』
『大丈夫ですか?』
と、
何か一言、お声をかけることで事態が進むこともあるかもしれないので、
何でもいいので、怖がらずに、お声をかけてみて欲しいな、と思います。
なるべく他人とは関わらないように、
いらないことはしないようにしよう、
という風潮もヒシヒシと感じますが、
みんなが安心して暮らせるようになるには、
やっぱり人とのつながりは、とても大事だと思います。
何でもかんでも首を突っ込み過ぎて、
変な事件に巻き込まれてしまっては当然困りますが、
全部自分で解決しなければいけないということではなくて、
頼れる人や頼れる機関にも頼ってほしいです。
みんなで協力して、安心して暮らしていけるといいな、と、切に願います。
Chika.T
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