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『落ち込むこともあるけれど、私、この町が好きです』

今週のテーマ: 国際幸福デー!あなたを幸せにするものをひとつ教えてください。

LISA HAYASHI

みなさん、こんにちは!日本語TutorのLISAです。

わたしは福島県というところに住んでいます。
ここに引っ越してきて、丸8年が過ぎました。
そしてやっと、思えるようになりました。

『落ち込むこともあるけれど、私、この町が好きです』

このセリフは、大好きな映画「魔女の宅急便」で
主人公のキキが最後に言う(実際には手紙に書いた)セリフです。

知らない町で暮らすって、本当に大変ですよね…。
私が引越しをして、一番大変だと感じたのは人間関係をつくること、でした。

最初に働いたのは銀行で、職場の人はみんないい人でした。
でも、共通の話題があまりなく、親しい関係になるのは難しかったです。

銀行を辞めて、妊娠、出産を経ると、どんどん人と関わる時間が少なくなりました。
ベビーカーに赤ちゃんを乗せて、近所を散歩するだけの毎日でした。

そんなとき、ある素敵なカフェと出会いました。素敵な花屋さんにも出会いました。
このカフェと花屋さんに通ううちに、少しずつこの町で「知り合い」を作ることができました。

オンラインで色んな人と繋がっているから…と諦めていたけれど
もっと地域に知り合いを増やそう、と思うようになりました。
そして地域のボランティアにも参加することにしました。

「インスタ(Instagram)でもやってみたら?」
そんなアドバイスをもらって、日本語の先生としてインスタも始めました。

そうしたら、びっくりすることが起きました。
インスタで見つけた別のカフェの店長さんが
「え、日本語の先生なんですか?私の勤務先で、働いてみませんか?」と声をかけてくださいました。

そしていま、この町で日本語の先生として生活しています。
初めての挑戦することも多く、落ち込むこともよくあります。
でも、話を聞いてくれたり、元気をくれたりする知り合いができたことで
「ああ、私、この町が好きだな…」と思うようになりました。

みなさんは、いまいる町が好きですか。
それとも、いまいる町を離れて、ちがう好きな町を探してみたいですか。

自分のいる町が好きになれる、そんな幸せについて今日は書いてみました。
最後まで読んでくれて、ありがとうございました。

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本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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