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Cafetalk Tutor's Column

Masumi_ 講師のコラム

【日本語コラム+音声♪】第20回:日本の小学校 ~持ち物編~

2024年4月18日

こんにちは、日本語講師のMasumi(真澄)です!
音声付き日本語のコラム、今回で第20回目の投稿となります^^

なお、これまでの音声MP3データは全て無料¥0で一括ダウンロードできます♪
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★日本語コラム 第20回
<日本の小学校 ~持ち物編~>


今回からのコラムでは、日本の小学校について紹介したいと思います。
まず最初に取り上げるのは小学校特有のグッズ。
日本の小学生が日々使っている持ち物の名前や使い方を見ていきましょう。


◆ランドセル

一番代表的なアイテムと言えばこれ、「ランドセル」でしょう。
四角い箱型のリュックで、近年のランドセルの多くは人口皮革で作られています。
入学してから卒業するまでの6年間、同じものをずっと使い続けるため、
とても丈夫で、形が崩れにくいような構造になっています。
ランドセルという名称は、オランダ語の「rancel」に由来しているそうです。
2000年代に入る前は、女の子が赤、男の子が黒というのが一般的でしたが、
現在では様々な色やデザインのランドセルが販売されています。


◆赤白帽

主に体育の授業や運動会など、スポーツをするときにかぶる帽子で、
地域によっては紅白帽とも呼ばれます。
表裏を返して2通りで使うことができ、一方が赤、もう一方が白になっています。
これは、スポーツにおける組分けのためで、
運動会などでも生徒全体を「赤組」と「白組」の2グループに分けて
得点を競う対抗戦形式とする学校がよく見られます。
小学校に限らず、日本では対抗戦で赤白2色の色分けをすることが多いのですが、
これは、平安時代に特に大きな力をもっていた武士の一族である
「源氏」と「平氏」が争った「源平合戦」において
源氏が白い旗を、平氏が赤い旗を掲げて戦ったことに由来する、
という説もあります。


◆給食白衣

日本の多くの小学校ではお昼に給食を食べますが、
この給食の配膳は、子どもたちが自ら行います。
給食白衣というのは、配膳を担当する子供が身につける白衣で、
給食エプロンと呼ばれることもあります。
盛り付けの際に服を汚すのを防いだり、
また反対に、ホコリなどが給食に入らないようにしたりする役割があり、
頭には、白衣とセットになった白い布の帽子をかぶることが多いです。
それに合わせてマスクも身につけます。
配膳を担当する係のことを「給食当番」と呼び、
この当番は一定期間で順番が回ってくるようになっていて、
当番の期間を終えた子どもは白衣を家に持って帰り、
洗濯をして翌週の当番に白衣を引き継ぐという仕事があります。

・・・・・

今回のコラムはここまで。
たくさんの小学校で採用しているとされる一般的な形を紹介してみましたが、
こういった学校文化は学校や世代・地域によって大きく異なる場合も多く、
「そんなものはなかった」、「そんな名前じゃなかった」
なんて声が聞こえてきそうです。
次回のコラムでは引き続き日本の小学校について
お話ししていきたいと思いますので、どうぞお楽しみに♪
それではまたお会いしましょう^^


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\ここから下は読み仮名つき↓↓↓/

★日本語(にほんご)コラム 第(だい)20回(かい)
<日本(にほん)の小学校(しょうがっこう)
~持(も)ち物(もの)編(へん)~>


今回(こんかい)からのコラムでは、
日本(にほん)の小学校(しょうがっこう)について
紹介(しょうかい)したいと思(おも)います。
まず最初(さいしょ)に取(と)り上(あ)げるのは
小学校(しょうがっこう)特有(とくゆう)のグッズ。
日本(にほん)の小学生(しょうがくせい)が
日々(ひび)使(つか)っている持(も)ち物(もの)の
名前(なまえ)や使(つか)い方(かた)を見(み)ていきましょう。


◆ランドセル

一番(いちばん)代表的(だいひょうてき)なアイテムと言(い)えばこれ、
「ランドセル」でしょう。
四角(しかく)い箱型(はこがた)のリュックで、
近年(きんねん)のランドセルの多(おお)くは
人口(じんこう)皮革(ひかく)で作(つく)られています。
入学(にゅうがく)してから卒業(そつぎょう)するまでの
6年(ねん)間(かん)、同(おな)じものをずっと
使(つか)い続(つづ)けるため、
とても丈夫(じょうぶ)で、
形(かたち)が崩(くず)れにくいような構造(こうぞう)になっています。
ランドセルという名称(めいしょう)は、
オランダ語(ご)の「rancel」に由来(ゆらい)しているそうです。
2000年代(ねんだい)に入(はい)る前(まえ)は、
女(おんな)の子(こ)が赤(あか)、
男(おとこ)の子(こ)が黒(くろ)というのが一般的(いっぱんてき)でしたが、
現在(げんざい)では様々(さまざま)な色(いろ)やデザインの
ランドセルが販売(はんばい)されています。


◆赤白(あかしろ)帽(ぼう)

主(おも)に体育(たいいく)の授業(じゅぎょう)や
運動会(うんどうかい)など、スポーツをするときにかぶる帽子(ぼうし)で、
地域(ちいき)によっては紅白(こうはく)帽(ぼう)とも呼(よ)ばれます。
表(おもて)裏(うら)を返(かえ)して
2通(とお)りで使(つか)うことができ、
一方(いっぽう)が赤(あか)、もう一方(いっぽう)が白(しろ)になっています。
これは、スポーツにおける組分(くみわ)けのためで、
運動会(うんどうかい)などでも生徒(せいと)全体(ぜんたい)を
「赤組(あかぐみ)」と「白組(しろぐみ)」の2グループに分(わ)けて
得点(とくてん)を競(きそ)う
対抗(たいこう)戦(せん)形式(けいしき)とする学校(がっこう)が
よく見(み)られます。
小学校(しょうがっこう)に限(かぎ)らず、
日本(にほん)では対抗(たいこう)戦(せん)で
赤白(あかしろ)2色(しょく)の色分(いろわ)けをすることが
多(おお)いのですが、
これは、平安時代(へいあんじだい)に
特(とく)に大(おお)きな力(ちから)をもっていた
武士(ぶし)の一族(いちぞく)である
「源氏(げんじ)」と「平氏(へいし)」が争(あらそ)った
「源平(げんぺい)合戦(がっせん)」において
源氏(げんじ)が白(しろ)い旗(はた)を、
平氏(へいし)が赤(あか)い旗(はた)を掲(かか)げて
戦(たたか)ったことに由来(ゆらい)する、
という説(せつ)もあります。


◆給食(きゅうしょく)白衣(はくい)

日本(にほん)の多(おお)くの小学校(しょうがっこう)では
お昼(ひる)に給食(きゅうしょく)を食(た)べますが、
この給食(きゅうしょく)の配膳(はいぜん)は、
子(こ)どもたちが自(みずか)ら行(おこな)います。
給食(きゅうしょく)白衣(はくい)というのは、
配膳(はいぜん)を担当(たんとう)する子供(こども)が
身(み)につける白衣(はくい)で、
給食(きゅうしょく)エプロンと呼(よ)ばれることもあります。
盛(も)り付(つ)けの際(さい)に服(ふく)を汚(よご)すのを
防(ふせ)いだり、
また反対(はんたい)に、ホコリなどが給食(きゅうしょく)に
入(はい)らないようにしたりする役割(やくわり)があり、
頭(あたま)には、白衣(はくい)とセットになった
白(しろ)い布(ぬの)の帽子(ぼうし)をかぶることが多(おお)いです。
それに合(あ)わせてマスクも身(み)につけます。
配膳(はいぜん)を担当(たんとう)する係(かかり)のことを
「給食(きゅうしょく)当番(とうばん)」と呼(よ)び、
この当番(とうばん)は一定(いってい)期間(きかん)で
順(じゅん)番(ばん)が回(まわ)ってくるようになっていて、
当番(とうばん)の期間(きかん)を終(お)えた子(こ)どもは
白衣(はくい)を家(いえ)に持(も)って帰(かえ)り、
洗濯(せんたく)をして翌週(よくしゅう)の当番(とうばん)に
白衣(はくい)を引(ひ)き継(つ)ぐという仕事(しごと)があります。

・・・・・

今回(こんかい)のコラムはここまで。
たくさんの小学校(しょうがっこう)で採用(さいよう)しているとされる
一般的(いっぱんてき)な形(かたち)を紹介(しょうかい)してみましたが、
こういった学校(がっこう)文化(ぶんか)は
学校(がっこう)や世代(せだい)・地域(ちいき)によって
大(おお)きく異(こと)なる場合(ばあい)も多(おお)く、
「そんなものはなかった」、「そんな名前(なまえ)じゃなかった」
なんて声(こえ)が聞(き)こえてきそうです。
次回(じかい)のコラムでは引(ひ)き続(つづ)き
日本(にほん)の小学校(しょうがっこう)について
お話(はな)ししていきたいと思(おも)いますので、
どうぞお楽(たの)しみに♪
それではまたお会(あ)いしましょう^^

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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