これは、うちの親に限らずですけれども、
遺言書とエンディングノートの違いを知らない人は
多いのではないでしょうか。
遺言書というのは法的効力を持ちます。
相続で揉めたときに、遺言書で書いてあることが優先されます。
だから、遺言書に書いていいことは限定されています。
主に自分の財産に関することです。
誰に何を相続させるかということです。
(それ以外は、認知する子がいるかとか、祭祀承継のことなど)
それに対して、エンディングノートというのは法的効力は
ありません。
相続で揉めたときに何の役にも立たない代わりに、
何を書いても自由です。
だから、銀行口座の番号とかパスワードを書いておくことも
できますし、
自分史だったり、自分がなくなった場合の連絡先一覧なども
書いておくことができます。
うちの親は、自分が亡くなった時は
葬儀はこうして欲しいとかいろいろ書いてはいたのですが、
広告の裏紙みたいなのに走り書きしてあって、
しかも、それを冷蔵庫の上とかに置いてあったりして、
さらに、そういう走り書きが何種類か各所にあって。。。
いや、これは言われなきゃ絶対にわからないでしょ。。。
時間が経ったら忘れる気もするし。
エンディングノートって、100均でも売ってたりするし、
普通のノートに自由に書いたっていいし。
頼むから、「エンディングノート」ってわかるところに
まとめて書いておいておくれ。。。
親御さんがまだエンディングノートを書いていないという方には
ぜひ、そのようにお勧めします。
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