“I’m worried about…”
“My worry is…”
Worryはよく「心配」「悩み」と和訳されますが、“worry” は「深刻な悩みを抱えている」という印象があります(※)。そのため、“I’m worried about…” や “My worry is…” などの worry を用いた表現を使うと、「この人は一体どんな深刻な悩みを抱えているんだろう…!?」と、聞き手が身構えることがあります。
(※アメリカとイギリスで多少違いはあります。アメリカでのworryの方が、イギリスでのworryよりも深刻なことだと解釈されやすいです。)
Worry 以外の「心配」や「悩み」を表す英単語やフレーズをいくつか見ていきましょう。
・I’m concerned about…/I was concerned about…
Worried も concerned も「心配」を表すのですが、worried は「感情」(この場合は恐怖)を前面に出しているのに反して、concerned はより「淡々とした」「合理的」な表現です。
“I’m worried about her.” vs. “I’m concerned about her.” は両方「彼女のことが心配です」と和訳できますが、一つ目の “I’m worried about her.” は、彼女の家族や友人が彼女の安否を案じている時に使いそうな表現です(例えば、「彼女」が住んでいる地域で地震が会った時)。二つ目の “I’m concerned about her.” は、上司が部下に対して(突然のパフォーマンスの低下を危惧する時などに)使いそうな表現です。
“I’m worried about climate change.” “I’m concerned about climate change.” は両方「気候変動が心配です」と和訳できますが、心配の仕方が少し違います。“I’m worried” の方が個人的に恐怖を感じているのに対して、“I’m concerned” は、客観的に見ても忌々しき事態だと考えている印象を受けます。
・I’m thinking about…/I’m wondering…
生物学から他の科目に専攻を変えようか悩んでいる時に使える表現:
“I'm thinking about switching my major from Biology to something else.”
I’m thinking about 〇〇=「〇〇について考えている」という風に和訳できますが、実は悩んでいる事柄についても使える便利な表現です。
“I’m wondering whether or not I should change my major from Biology to something else.”
I’m wondering whether or not 〇〇=「〇〇か否かで迷っている」ことを指します。
・I’m not sure…
“I’m not sure whether or not I should switch my major.”(専攻を変えるかどうか迷っています。)I’m not sure という表現は、「迷い」を表します。
・I’m torn between…
“I’m torn between Biology and Psychology.”(生物学にするか心理学にするか迷っています。)I’m torn between も、「迷い」を表します。選択肢の間で迷っている感じです。
・I feel hesitant…
“I feel hesitant about switching my major from Biology to Psychology.”(専攻を生物学から心理学に変更することに躊躇いを感じています。)I feel hesitant は、「躊躇」を表します。思いきれなかったり、踏ん切りがつかない時に使える表現です。
・I feel nervous about…
“I feel nervous about switching majors.”(専攻の変更について不安に思います。)Nervous は「不安」や「緊張」を表します。
以上、worry の代わりに使える表現でした!
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