「やばーい!!これやばい!!」
「やばいやばい!やばいわ〜」
「やばいね、これはやばいよ」
「やばいよやばいよ〜」
日本人(にほんじん)は「やばい」が大好(だいす)きです!!
こんにちは!私(わたし)は日本語講師(にほんご こうし)のTomochiです!
今回(こんかい)、初(はじ)めて講師(こうし)コラムを執筆(しっぴつ)させて頂(いただ)きます。
最初(さいしょ)のテーマは、ズバリ「やばい!」で行(い)きたいと思(おも)います!
日本人(にほんじん)は、本当(ほんとう)によく「やばい」を使(つか)います。
良(よ)い時(とき)も、悪(わる)い時(とき)も、驚(おどろ)いた時(とき)も、悲(かな)しい時(とき)も、嬉(うれ)しい時(とき)も、さらには美味(おい)しい時(とき)も!
どんな時(とき)でも「やばい」を使(つか)うんです(やばいですよね笑)
日本語(にほんご)を学習(がくしゅう)しているみなさん、「やばい」の正(ただ)しい使(つか)い方(かた)はマスターしていますか?
自然(しぜん)なネイティブな日本語(にほんご)の会話(かいわ)の中(なか)では「やばい」は本当(ほんとう)にたくさん出(で)てきます。
特(とく)に、若(わか)い世代(せだい)の間(あいだ)の会話(かいわ)では、ほとんど「やばい」で成(な)り立(た)ってる時(とき)もあったり、、(言(い)い過(す)ぎですかね?笑)
私(わたし)の印象(いんしょう)ですが、日本在住(にほんざいじゅう)の外国人(がいこくじん)の方(かた)で、「やばい」を上手(じょうず)に使(つか)えている方(かた)は日本(にほん)の会話(かいわ)やコミュニケーション全般的(ぜんぱんてき)にスムーズに行(い)っている印象(いんしょう)があります。
例(たと)えば、、、こんな会話(かいわ)をカフェなんかでよく聞(き)きませんか?
A「ねー、またあの人からLINEあったんだけど、毎回(まいかい)食事(しょくじ)の写真(しゃしん)送(おく)ってくるんだけどやばくない?」
B「やばっwwえーやばいそれ!」
A「やばいよねー?」
B「やばいやばい!それはやばい!」
まあ、、、あまり良(よ)い話題(わだい)ではないかもしれませんが、、、笑
この場合(ばあい)、Aさんの「やばいよね?(It is yabai isn't it?)」という軽(かる)い質問(しつもん)に対(たい)して、Bさんが「やばっ!えーやばいそれ!(Yaba!Oh it's yabai!)」という驚(おどろ)いた反応(はんのう)をしています。
ここでの「やばい」=「信(しん)じられない(unbelievable)」という感(かん)じですが、「やばい」だけで会話(かいわ)が成(な)り立(た)ってますよね笑
ポイントはBさんの最初(さいしょ)の反応(はんのう)です。
日本人(にほんじん)は反応(はんのう)薄(うす)いとか表現(ひょうげん)が小(ちい)さいとよく言(い)われますが、実(じつ)は会話(かいわ)の中(なか)では「やばい」を使(つか)うことによって大きなリアクションを取(と)っていることが多(おお)いです。
「やばっ!」や「やべー!」などは、代表的(だいひょうてき)なリアクションですね。
しかし、外国人(がいこくじん)の方(かた)からすると、、、
「この「やばい」はどういう意味(いみ)のやばいなの?(What dose this 'yabai' mean in this case?)」となってしまうことが多(おお)いようです。
基本的(きほんてき)に「やばい」は様々(さまざま)な意味(いみ)で使(つか)うことが出来(でき)ますが、適切(てきせつ)な使(つか)い方(かた)、正(ただ)しい意味(いみ)の解釈(かいしゃく)が出来(でき)ると会話(かいわ)の雰囲気(ふんいき)をさらに理解(りかい)できたり、気持(きも)ちをもっと伝(つた)えることが出来(でき)ると思(おも)います。
以下(いか)に代表的(だいひょうてき)な「やばい」の意味(いみ)を載(の)せておきますので、ぜひ参考(さんこう)にしてみてください。
・すごい!
・信(しん)じられない!
・最高(さいこう)!
・ひどい!
・美味(おい)しい!
・かわいい!
・高(たか)い!(expensive!)
・うれしい!
・悪(わる)い状況(じょうきょう)だ・・・
・どうしよう(how can I do...)・・・
・ダメだ・・・
などなど
もちろん他にもたくさんたくさんあります!
「やばい」を使(つか)うことに抵抗(ていこう)や恥(は)ずかしさがある外国人(がいこくじん)の方(かた)が多(おお)いように思(おも)えます。
個人的(こじんてき)には、英語(えいご)の「Really?」「Fantastic!」「Great!」「Unbelievable!」「Oh my god!」のような日本人(にほんじん)にとっては少(すこ)し言(い)うのが恥(は)ずかしい単語(たんご)に近(ちか)いかもしれません。
確(たし)かに、「やばい」の使(つか)い方(かた)をマスターするのは難(むずか)しいと思(おも)いますし、最初(さいしょ)は遠慮(えんりょ)してしまうと思(おも)います。
しかし、伝(つた)えたいのは日本人(にほんじん)は外国人(がいこくじん)の使(つか)う日本語(にほんご)に対(たい)して非常(ひじょう)に寛容(かんよう)であるということです。
少(すこ)し使(つか)い方(かた)を間違(まちが)っても、それを嫌(いや)がったり怒(おこ)ったりする日本人(にほんじん)を私(わたし)は見(み)たことがありません。
「やばい」だけでなく、様々(さまざま)な日本語(にほんご)の反応(はんのう)/相(あい)づち/返事(へんじ)がありますが、どこで何(なに)を使(つか)ったら良(よ)いのか分(わ)からないこともあると思(おも)います。
まずは「やばい」から入(はい)ってみるのはいかがでしょうか?
Tomochi
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