Eby イビ Tutor Interview
- Q. Eby講師こんにちは!ウィスコンシンに戻られたそうですが、いかがですか?
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A. まだ完全にはアメリカの生活に戻り切れていないですね。ウィスコンシンは森や湖、川がたくさんあり、綺麗で自然豊かな場所です。私の実家は5大湖の一つであるミシガン湖のすぐ近くなので、砂浜がたくさんあるんです。ウィスコンシンはチーズでも有名で、日本よりもかなり安くチーズを楽しめます!ウィスコンシンでは多くの食べ物が日本よりもずっと安いですね。しかし、日本が恋しいと思うものもたくさんあります。日本人の友達に会いたいですし、日本食も食べたいです。清潔さや利便性においても本当に日本が恋しいです。ですが夫がウィスコンシンで夢だった仕事に就くことができたのでうれしく思っています。子ども服メーカーでイラストレーターをしているんです。
- Q. 北海道に住んでいたことがあるんですね。日本はどうでしたか?北海道内で旅行はしましたか?
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A. 私は日本が大好きです。ここ6年間でトータルして3年近くは日本で過ごしました。日本語も日本の文化も日本人の友達も大好きです。去年の夏に結婚したのですが、夫も10か月間私と一緒に日本で過ごしました。友人が札幌で英語と日本語を話せるカフェというのをやっており、その経営を手伝うためです(友人がしばらくアメリカに帰らなけらばならなくなったのです)。カフェの経営をはじめ、英語の授業をしたり日本人の友達や同僚と出かけたりしてとても素敵な時間を過ごしました。仕事が非常に忙しかったので、あまり旅行をするチャンスはなかったのですが、登別と支笏湖には行きました。2006年に栃木に住んでいた時は那須や中禅寺湖の温泉によく行っていました。硫黄泉が大好きなんです。札幌では、色々なレストランに行き、日本や中国、韓国、タイの料理をたくさん食べました。日本人の友達と一緒にカラオケにも何度も行きました!
- Q. 16年間馬の調教と乗馬をされていたんですね。馬を調教するうえで最も大切なことは何ですか?犬のしつけの第一歩は「お座り」だと聞きましたが、おそらく馬の調教とはまったく異なりますよね。
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A. 馬の調教においては、馬に対して境界を設けることが非常に大切です。犬や猫とは異なり、馬はとても大きくて重い動物ですし、ふとしたことであっても簡単に人を傷つけてしまいます。また犬や猫と異なり、馬はすぐにおびえてしまいます。そして蹴ったり逃げたりしてしまうのです。馬の一蹴りというのは人間を殺しかねません。馬を安全な動物にし、人間との境界を理解できるようにすることが調教師としての私の仕事です。何度も繰り返し訓練することによって、若い馬がボディランゲージに従い、人間に敬意を表するよう教えます。さらに若い馬を多くの危ない障害にさらし、勇敢で何事も恐れない馬になるよう教えます。馬の調教は危険を伴いますが、とてもやりがいがあります。良い運動にもなりますしね!
- Q. Eby講師のご主人が日本人だと思っている生徒さんもいるようですが、本当ですか?
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A. 多くの人が私の夫を日本人だと思っていますね。札幌に住んでいた時でさえ、カフェに来てくれたお客さんたちが夫に日本語で話しかけようとしていました。私の夫はアメリカ人です。アメリカで生まれ、母語も英語です。厳密に言うと、モン族のアメリカ人ということになります。彼の両親はモン族というラオスの山岳地帯に住む民族集団の出身です(白黒の写真はモン族の伝統的な衣装に身を包む夫と私です)。ベトナム戦争後、多くのモン族の人々がラオスからタイの難民キャンプへと避難しました。夫の両親もアメリカに来る前に5年間、タイの難民キャンプで暮らしていたそうです。二人は3か国語を話すことができ、ウィスコンシンで恵まれた生活を送ってきたとのことですが、夫はラオスには一度も行ったことがないそうです。
- Q. 「英会話の返答は速くできますか?」や「動機づけ」といったレッスンが気になります。これらのレッスンの特徴を教えていただけますか?
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A. その2つのレッスンで最も大切なのは完全な文章を繰り返すということだと思います。単語を教える教科書はたくさんありますが、文章の中での使い方を知らない限り、いくら教科書を見ても単語は覚えられません。これらのレッスンは、完全な文章を繰り返すことと発音に焦点を当てています。そして質問に合うようにすばやく文章を変えることにもチャレンジします。どちらのレッスンもやりがいがあって面白いので生徒さんは楽しんでくれていると思います。レッスンを通してアメリカ英語の発音についてもたくさん学べますよ。レッスンはたいてい生徒さんのレベルに合わせて行います。初心者の方の場合はゆっくり進めますが、上級者の方の場合は少し速く進めるようにしています。発音を練習しながら、すばやく繰り返したり文章を変えたりすることが、やりがいがあってためになるレッスンにつながるのです。
- Q. スケジュールを拝見するととても忙しそうなのですが、新しい生徒さんもEby講師のレッスンを受講するチャンスはありますか?
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A. ウィスコンシンの大学でアメリカ人の学生たちに英作文を教えていたので忙しかったんです。もうすぐスケジュールが空くので、今後はもっとカフェトークの生徒さんとの時間を増やせると思います。
- Q. 生徒の皆さんにメッセージをお願いします。
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A. 私はこれまで7年間、アメリカ人の学生や日本人をはじめとする非ネイティブの英語話者に英語や作文を教えてきました。カフェトークの生徒さんには非常に感心しています。私がお会いした生徒さんは皆さん責任感があり、勤勉で、本当に素質も有ります。初心者の生徒さんも上達に向けて熱心に学ばれていますし、自分の考えを話してくれます。カフェトークと出会えたことが本当に幸せですし、カフェトークは素晴らしいスキル習得プラットフォームだと思います。いつもありがとうございます!皆さんとお話できるを楽しみにしています。今後ともよろしくお願いいたします。