Cafetalk Featured Tutor Interview

Leco

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Leco Tutor Interview

Q. Leiko先生こんにちは!まずは簡単に自己紹介をお願いできますか?

A. こんにちは。カフェトークで、英語と日本語を教えているLeikoです。私は英語と日本語どちらも教える資格を持っているので、日本人の方には英語を、海外の方には日本語を教えています。また最近はコーチとしての資格も取得したので、生徒さんの語学学習の相談にのったりもしています。

Q. 日本ご出身とのことですが、育った街についてご紹介頂けますか?

A. 生まれも育ちも大阪です。でも家族や地元の友達としか大阪弁で話さないので、大阪出身と言うとびっくりされます。大阪の都心部には淀川と言う大きな川が流れていて、毎朝その流れを見ながら通学・通勤していました。そのため、海外に住んでも川がある街だとなんだかほっとします。大阪で好きな場所は中之島界隈です。オフィス街ですが、歴史的な建築物も多くレトロビルを見て回る楽しさがあり、中之島に行くと、緑もたくさんあって、癒されます。

Q. 現在はカナダにご在住なのですね!今お住まいの街はどのような場所ですか?

A. 今住んでいるのは、アルバータ州 州都エドモントンです。エドモントンは、州都ですが、町の規模はあまり大きくなく、街中には自然がたくさんあります。ちょっと街の生活に疲れたなと思っても、家の近くの公園や森ですぐにリフレッシュすることができるのが良いところです。町の中心部は谷になっており、その中央を流れるノースサスカチワン川のリバーサイドはお勧めの散歩スポットです。

もう一つの魅力は、食べ物です。ここ数年たくさんの個人経営のレストランが増え、様々な国の料理をエドモントンにいながら満喫できるようになってきました。

Q. カフェトークのレッスン時間外は何をされていますか?趣味や興味のあることがあれば教えてください。

A. 仕事では頭を使う事が多いので、仕事以外の時間はなるべく体を動かすようにしています。気候がいい時は散歩するのですが、エドモントンは10月~4月頃まで雪が降るので、この期間は家の中でヨガをしています。

また、手先を使うのも好きで、ここ数年は服作りにハマっています。オーストラリア、イタリア、カナダと生活して気づいたのは、どこの国も背の小さい私に合った服がないということでした。最終的に自分で服を作ろうという発想に至り、ワンピースやパンツ、シャツなどを作っています。また、東北のこぎん刺しも好きで、刺繍を縫って髪留めにしたりしています。エドモントンにはハンドメイドマーケットもあるので、いつかそういう所にも出店したいなと思っています。

Q. Leiko先生は、初めてどの様に英語と触れ合いましたか?英語が流暢に話せるようになるまでの道のりをぜひ生徒の皆さんに教えてください!

A. 英語と初めて触れたのは中学一年生の時です。周りのお友達を見ると、「ピアノ」や「水泳」など何か得意なことがあるのに自分には何もないことに気がつきました。人には負けない得意なことを作りたいと思って、習い始めたのが英会話でした。

高校一年生の時にカナダ アルバータ州に1年留学したので、その時に英語力はかなり伸びたと言えるのですが、自分の英語学習を振り返ってみると流暢に話せるようになったと感じるのは、30歳の頃です。

当時、英語とは全く関係のない広告代理店の営業として働いていたのですが、日本語教師になる夢をあきらめきれず、仕事を辞めてオーストラリアで日本語教師アシスタントになることを決めました。オーストラリアで働くのだから「英語ができなければ」と思い、営業の移動時間や会社のランチタイムを利用して、Twitterで英語のニュースを読んだり、ラジオ講座を聞いたりしました。学習時間にすると1日15分と極端に少なかったのですが、渡豪前に受けたTOEICで910点を取得しました。少ない時間でもコツコツ継続したことが、流暢さにつながったと思っています。

Q. カフェトークで教えようと思ったきっかけや英会話の先生になろうと思ったきっかけを教えてください。

A. 教師の仕事を選ぶきっかけは、高校1年生の時のカナダ留学でした。留学先で日本のことを聞かれても答えられない自分が恥ずかしくなりました。日本について興味を持っている人がいるなら、自分が日本について勉強して、それを伝えていく仕事をしたいと漠然と思っていました。大学に入り、日本語教師という仕事を知り、日本語教師養成課程で学びました。それと同時に、海外での経験を日本人に伝えたいとも思い始めました。そして、英語の教職課程を同大学で取得しました。ただ教育実習で、自分にはもっと社会人としての経験が必要だと感じたのですぐには教師になりましせんでした。

教師になったのは、30歳を過ぎて、オーストラリアで日本語教師アシスタントを始めてからです。カフェトークとの出会いもこの頃でした。オーストラリアでは、日本語教師アシスタントの傍ら、語学学校に通って、TESOL(英語を第二外国語として教えるための資格)を取得しました。その時、クラスメイトだった日本人の方に、「TESOLのコースで習った事を忘れないために、英語を教えるチャンスを探した方がいいよ。私は、オンラインで家庭教師をしていて日本の子どもに英語を教えてるよ。」と言われ、初めてオンラインレッスンを知りました。当時は日本語しか教えていなかったので、英語を教える機会があればと思い、カフェトークを始めました。

Q. 最近は語学の資格以外に、プロコーチの資格を取得されたようですが、それに伴いレッスン内容は変わりましたか?

A. 一言で言うと、生徒さんとの信頼関係がコーチングを通じてぐっと深まりました。私は、生徒さんの求めていることや課題がより深く理解できるようになったと思います。

元々コーチングに興味を持ったのは、イタリアで日本語を教えている時でした。どれくらい日本語が出来ても満足しなかったり、教師から見ると何も問題ないのですがずっと「日本語が下手」と思っている生徒さんがいたりしました。彼らと日本語を学んでいく過程で、語学学習よりも、語学学習に向かう精神面をサポートしないと根本的な問題は解決しないのではと感じ、コーチングのコースを取りました。

コーチングの資格を取得してからは、カフェトークでは、初めての英語レッスンの前にコーチングレッスンを受けて頂くようにしています。このレッスンは、「できない」とか「上手くない」という思いを吐き出して、改めて今出来ていることとこれから頑張ることを客観視して、レッスンでの勉強や自習方法を探っていきます。このレッスンを受けてから英語レッスンを取っている方は、前に比べて明るく楽しく英語学習に取り組まれています。思いを一旦吐き出すことで、改めて英語を頑張ろうと思えたからだと思います。

Q. 先生のレッスンは、どのレベルの生徒さんを対象にしていますか?また、どんな生徒さんにレッスンの受講をお勧めしていますか?

A. 対象レベルは特にありません。生徒さんは、How are you? から始めている人もいますし、日常会話ができてそれ以上を目指している人もいます。

私のレッスンで生徒さんにお願いしていることが3つあり、今すぐにはできなくてもいいので、レッスンでこの3つにチャレンジしてくださる方に受講をお勧めします。

3つとは、1自分なりに答えを出してみること、2 自分を客観視すること、3「我」を通さないこと、です。

英語は「個人」を重んじます。あなたの考えは?と聞かれることが多いので、間違っていてもいいので、自分で考えて発言することをレッスンでもお願いしています。

また、語学学習は、誰かと比べるものではありません。ネイティブスピーカーから比べると「英語が上手く話せない」のは当たり前です。それを嘆くよりも、今日出来たこととこれからの課題を客観視して頂ければ、小さな成長が大きな成長へと変化します。

最後に、英語は外国語なので、日本語とは違う事が多々あります。違いに出会った時、頑なに「我」を通して「日本語ではそんなこと言わない」と意地を張っても、英語は上手くなりません。時には、「我」を通さず、ありのまま受け取ること、感じることが語学学習には大切です。

Q. 先生のレッスンに興味がある生徒さんのために、レッスンの様子を教えて頂けますか?先生のレッスンスタイルは、どういった感じでしょうか?

A. 英語のレッスンは、最初にカウンセリングレッスンをして生徒さんのご希望や目標を聞いています。それを基にひとりひとりオリジナルの英語レッスンを作成しています。会話や文法・リスニング・発音などよくあるレッスンはもちろんですが、ちょっと変わったものとしては、「あるバンドの英語の歌をカラオケで歌いたい生徒さんのために、歌詞の意味を理解して一緒に歌うレッスン」、「ある海外ドラマから日常的な英語の言い回しを学ぶレッスン」、「英語の料理レシピを読むレッスン」、「Twitterのツィートを読んで英語を学ぶレッスン」なども行ったことがあります。生徒さんが本当に英語でやってみたいことをなるべくレッスンに取り込んでいます。

レッスンは音声のみですが、パソコンの画面でパワーポイントを共有してそれを見ながら説明したり、問題を解いてもらったりします。ですので私のレッスンは、パソコンやタブレットで受講されることをお勧めします。

また、できるだけ英語だけのレッスンをご提供しています。というのは、海外に行って英語を使うと誰も日本語で説明してくれないので、そんな中でも物怖じせず英語を使って欲しいという思いがあるからです。極力本当に英語圏に行った時のような状況をレッスン内でも作るように努めています。オールイングリッシュにするかどうかは生徒さんとのやり取りから判断しています。ある日突然「今日は、オールイングリッシュでしましょう。」と生徒さんに告げると、「え~」と言いながらも頑張って英語で話してくださいます。一度英語オンリーにした生徒さんはその後日本語に戻ることなく英語オンリーでレッスンを受けていらっしゃいますので、一度始めてしまうと皆さんできると思います。

Q. 最後に、レギュラーの生徒さん、そしてこれから出会う生徒さんに向けてメッセージをお願いします!

A. 外国語を学ぶためのツールは、オンラインレッスン、書籍、Youtubeなど数えきれないほどあります。「でも何をやってもあまり効果を感じない」そう思ったことはありませんか。もしかすると、心のどこかで「どうせやっても上手くならない」という気持ちがあるからかもしれません。言語を教える者として伝えたいことは、言葉は「言霊」であるということです。ご自身の言葉がその状況を作るということはよくあります。そうであるからこそ、いつも「I can speak English」という気持ちを大切に、英語学習に取り組んでください。

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