(closed) Maria E Tutor Interview
- Q. こんにちは、Maria E. さん。自己紹介をお願い致します。
-
A. こんにちは!Maria Eと申します。スウェーデン西海岸にあるヨーテボリから80キロ北に位置するウッデバラと呼ばれる小さな町の出身です。私は観光業界で仕事人生をスタートしましたが、結婚を機に方向転換をしてイギリスに引っ越しました。教職の学位取得のために勉強し始めましたが、全く後悔したことはありません。私の家族(夫と娘2人)は頻繁に引っ越しをしてきました。7年間をベルギーで、3年間をフランスで過ごし、そして現在はスペイン南部に住んでいます。数か国にわたる居住の機会は素晴らしい経験であり、そして私は旅行が大好きなんです。
- Q. アンダルシアについて何かお話し下さい。
-
A. スペインは自治区で分けられていて、アンダルシアは南スペインの大半を占めています。アンダルシアはその海岸や伝統や文化遺産で有名なんですよ。ヨーロッパ最南部のスキーリゾートはアンダルシアに位置するシエラ・ネバダなんですよ。1日以内で、スキーに行ってから数時間後には地中海へ海水浴に行けてしまうなんてとても不思議です。アンダルシアの超現実の世界が、スペイン最南端の海岸であるコスタデラルスのタリファを訪れれば広がっています。岸壁を歩いて行くと、地中海が左手に、大西洋が右手に、ヨーロッパは背後に、そしてアフリカは目前にあるんですよ。アンダルシアは私にとっては、例えばムーア人の歴史が入り混じった歌やギター、ダンスと共に絶えず続くフラメンコといった空気なんです。
パロス岬、コロンブスが、かの有名な大航海に出港したところ。
スペイン広場のあるセビリア市、かつてスターウォーズII – Attack of the Clonesのロケで使われたところ。
また、山の斜面には白い家々の村が点在しています。
アンダルシアはまたイギリス海外領土-ジブラルタルと接しており、そこに私たちは時々フィッシュ・アンド・チップスを食べに行くのを楽しみにしているんです。
- Q. スウェーデン語の先生になろうと思ったきっかけは何ですか。
-
A. 私の子供たちはバイリンガル(Swedish-English)として育っていますが、学校教育をスタートした時点から私は子供たちの語学学習を手伝いました。スウェーデン語教育をいつも受けられる学校環境は整っていませんでしたので、私たちは家庭内で多くのスウェーデン教育をしなければなりませんでした。家族でスペインに来た時に私はバイリンガル(Spanish-Swedish)の子供たちに教え始め、それが今に至っているわけです。私はより自身の母国語について学びたいと思い、ここからスウェーデンにある大学の通信教育で勉強しました。ご質問の答えとしては、スウェーデン語教師になるきっかけは、私たちの子供たちだったということでしょうか。
- Q. 余暇はどのように過ごしていますか。最近、夢中になっていることはありますか。
-
A. 家族と仕事には多くの時間を割きますが、毎日1時間はリフレッシュのために歩くようにしています。多くの人たちが、私たちが海岸に住んでいることから、砂浜で大半の時間を過ごしていると考えているようですが、いったい「ビーチ」でまる1日を過ごした最後の日がいつだったのか、本当に思い出せないんです。毎日1時間のウォーキングが私にはちょうど良いですね。私は最近ヨガに夢中でヨガのセッションで1日をスタートしています。スペイン語をもっと学ばなければ、というのがなんとなく罪悪感になってしまっているんですね。
- Q. Maria E講師のレッスンの最大の特徴は何でしょうか。
-
A. 私は生徒の皆さんには時間とエネルギーを費やす価値があったというフィーリングと共にレッスンを終えて欲しいと願っています。ですから、私にとって大切なのはレッスンが個人のニーズに合っているということです。それが実践できるよう、私はいつも生徒の皆さんには学習目的と語学のスキルをどのように活かしたいのかをお尋ねします。また、私は生徒の皆さんが実際に遭遇し関係しうる現実のシチュエーションを想定してレッスンを進めていきたいと思っています。実際のシチュエーションに関連付けること無しに単に紙面上の文法用語を並べるだけのレッスンは信じられません。構成は間違いなく私のレッスンにおいては主要な特徴です。私は生徒さんが何かしらの予備知識をもって来られるよう、レッスン中に何が起こるのかを知っていただきたいと思います。私にとってユーモアと笑いは重要な要素です。これは生徒の皆さんがこのインタビューをお読みになった際に気が付いて下さるもう一つの特徴かと思います。私のレッスンでは笑い学びまた笑うのです。学ぶことは大いなる楽しみですから、レッスンでは大いに楽しみましょう。
- Q. 生徒の皆さんに教える際に最も気を付けていることは何ですか。
-
A. お互いに敬意を払うことは私にとって最も重要なことであり、生徒の皆さんにどのように話し掛けるべきか、とても慎重に考えています。たとえ皆さんにとってレッスンがより身近なものになったとしても、私は常にプロフェッショナルであることを心がけています。翌週にレッスンを継続するにあたり、私は生徒さんが前回の内容をきちんと理解しているかを把握する必要があります。ですからレッスンを開始する前に前回の要点についてお聞きします。レッスン構成と参加の双方向による効果ですね。
- Q. 最後に、生徒の皆さんに何かメッセージをお願いします。
-
A.まず最初に私の全ての生徒の皆さんにお礼を申し上げます。そして、新しい生徒の皆さんを歓迎申し上げます。学んだ言葉をできる限り使いましょう。発音が完璧でなくても、文法の概念が理解できなくても、全てを聴き取れなくても、すべての語彙が分らなくても問題ではないのです-大切なことは生徒さんが私に語学能力を向上させるチャンスを下さることなんです。-そこでは、生徒さんを正しい方向性へと導くのは私次第なんですから。皆様にお会いできることを期待しております。
このインタビューをお読みくださりありがとうございます!