Umi Tutor Interview
- Q. Umi先生こんにちは。自己紹介をお願いします。
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A. こんにちは、うみです。カフェトークで講師を始めて4か月が経ちました。試行錯誤を重ねながら、いつも楽しんでレッスンを行っています。私は日本人ですが、数年前はそれほど日本語や日本に興味がありませんでした。(日本のマンガや本は子どもの頃から大好きでしたが!) でも、いろいろな国を旅してからは自分の国の不思議さや面白さに気付いてきました。 今でも日本について全て理解はしていません。まだまだこの国は不思議な国だと感じることがあります。これからこの国の文化がどう変わっていくのかも興味深いです。日本語を教えることに興味を持ったのも、旅行中、海外で現地の人に頼まれたことがきっかけです。そのとき、日本語を教えることの楽しさを知りました。どう説明していいのかわかりませんが、教えたことをその方が懸命にメモして、復唱する姿を見ていたとき、すごくわくわくしました。そこから、いつか 日本語を教える仕事をしたいと思い始めたのです。
- Q. 先生の住んでいる町や北海道について教えてください。おすすめの観光地はありますか?
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A. 私は現在札幌市に住んでいます。 札幌市は自然と都会のバランスがよく、何をするにも便利です。デパートもたくさんありますが、それほど人で混んでいないので、快適に買い物ができます。冬にはお城やいろいろなアニメのキャラクターなどの雪像を展示した「雪まつり」が毎年開催されます。夜はライトアップされるので、とてもきれいです。 北海道は春・夏・秋・冬と四季がはっきりと分かれていて、各時期に訪れるとそれぞれ違った雰囲気が楽しめます。ただ今紅葉のシーズンです。たくさんの観光客が訪れて、美しい景色を堪能しています。
お勧めの観光地は札幌市のお隣の小樽です。小樽は坂の多い街並みで、高台からの眺めがよく、古い建物や民家が多い、情緒ある街です。海に接しているので、すしやさしみなどの海産物も新鮮でとてもおいしいです。気分転換したいときに休日に日帰りでよく行きます。 - Q. 様々な国に行かれていますね!海外旅行の思い出を教えてください。
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A. はい。バックパッカー歴はもう11年になります。東南アジアはほぼ全ての国へ行きましたが、同じ国に何度も行くことが多いです。 特にいなかや下町を歩くのが好きで、人々の日常生活を垣間見られるのが楽しいです。 最近行ったトルコでは、どこへ行っても猫や子どもが人懐こくて、よく一緒に遊んでもらいました。 世界遺産や美しい景色を見たという海外旅行の思い出はこぼれるくらいありますが、やはりその国を訪れて出会った人々と過ごした時間がいつも一番の思い出です。
- Q. シュノーケリングが趣味と伺いました!今までで一番感動した海はどこですか?
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A. インドネシアのギリ・トラワンガンという小さな島の海でシュノーケリングをした時、とても感動しました。残念ながら珊瑚はほとんど全滅していましたが、海の透明度が素晴らしく、いろいろな種類の海洋生物を浅いところでも一度にたくさん見ることができたからです。水温も快適だし、海の流れも緩やかなので、浜から直接入って、泳ぐことができるのでお気に入りの場所です。パンやソーセージを持って海に入るとたくさん魚が寄ってくるので、本当におもしろいです。 でも、わたしの周りにはシュノーケリングを趣味にしている人がいないので、さみしいです。 最近はフィリピンの海によく行きます。こちらにも美しい海がたくさんあります。 ちなみに、海が好きだという理由とわたしの本名の一部を取ってカフェトーク名も「うみ」と名付けました。
- Q. 日本語を教える時に、気をつけていることはありますか?
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A. 最初のレッスンでは生徒さんはとても緊張されているようなので、緊張がほぐれるようにややゆっくりと話しかけて、安心して話してもらえるような雰囲気を作るようにしています。話すスピードや使用する語彙(ごい)はなるべく生徒さんのレベルに合わせるようにしています。 こちらから質問するときは特に少しゆっくり、はっきりと言うようにしています。聞き取りやすくするためと、質問している間にも生徒さんが質問を予測し、答えを考える時間を作るためです。 また、言葉の使用法や発音など致命的な誤りは必ず訂正を行っています。(でも、厳しい言い方はしませんので、ご安心を!)'
- Q. 先生のレッスンの特徴を教えてください。
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A. 私のレッスンでは気軽にちょっとおしゃべりする、というものから本気で日本語を学びたい!ゼロから学びたい!という生徒さんまで幅広く受け入れています。 レッスン方法が合わない、生徒さんからの希望の方法で行っても結果として満足いかなかったというときはレッスン途中でも生徒さんと相談して方法を変えるなどして、できる限り柔軟なレッスンの提供を心掛けています。 フリートーキングでは、生徒さんにはできる範囲でたくさん話してもらうようにしています。 文法では新しく学ぶ場合、一つの文型に対して、応用できるまで何度も練習を行います。 また、「みんなの日本語」という教科書を使用したレッスンも行っています。 これらのレッスンではよりわかりやすくするために絵やホワイトボードなどいろいろな道具を使用しています。'
- Q. 最後に、生徒へのメッセージをどうぞ!
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A. 皆さん、積極的にレッスンに参加してくださいまして、本当に感謝しています。 私はいつも皆さんとのレッスンからたくさんのことを学んでいます。至らないところがまだまだ多いのですが、これからもよろしくお願いいたします。 いつもレッスンを予約してくださる生徒さんに加え、新たな生徒さんともいろいろなお話をすることを楽しみに待っています。 また、なかなかうまく日本語が表現できないと悩んでいる生徒さん!あせらずに一つずつ積み重ねていきましょう。着実に進歩しているのですから^^