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イタリア在住現役オペラ歌手のMaeです。
《まずは自己紹介を…》
東京芸術大学卒業、同大学大学院・サントリーホールオペラアカデミー修了。卒業時に同声会賞、アカンサス音楽賞受賞。2016年渡伊。2017年ドイツのオペラフェスティバルRossini in Wildbadでオペラデビュー以来、ピアチェンツァ市立劇場、ブッセート・ヴェルディ劇場、ゴルドーニ劇場などヨーロッパ中心に活動。近年ではサントリーホール大ホールで世界的指揮者ニコラ・ルイゾッティ氏とガラコンサート、オペラ「椿姫」で共演し、リトアニア国立劇場オーケストラと共演するなど活動拠点も広げている。レパートリーはバロック〜ヴェリズモと幅広く持ちコントラルトとしても活躍している。

《私の話…》
正直運で東京芸大に入学した私は大学3年生まで落ちこぼれ芸大生名ばかり芸大生でした。音域も狭ければアジリタもピアニッシモもできない音程も悪い。。。順位は下から数えた方が早い…

その時、歌は天性のもの、生まれ持ったものに左右されるのかという疑問が湧きました。そこから様々な発声や歌手の伝記本などを読み漁り、良いと言われている先生のもとへはかたっぱしから聴講しに行ったり習いに行ったりし、時代を問わず様々な時代の良い歌手の音源や動画を目から耳から吸収し研究に研究を重ねました。

この研究が生きたのか一年後の卒業試験(チェネレントラのアリアを歌いました)では成績トップ6までに送られるアカンサス音楽賞を受賞し難関と言われる東京芸術大学の大学院にも現役で合格することができ更にはサントリーホールの主催するオペラアカデミーに一期生として合格することができました。それから自分の実力を試したくイタリアに渡り様々なオーディション・コンクールに挑戦しプロフィール書いてあるようなキャリアを積むことができました。挑戦する中でもちろん色々な失敗や成功もありましたが、それらの経験によって歌手として足りなかったものが埋められ、歌手としての信頼を得、今ではイタリアのみならずドイツやスペイン、リトアニアなど各国から演奏会で呼ばれるようになりました。


《ちょっと発声のお話…》
たとえば緊張すると思うように声が出ない、歌えない。緊張するからと、緊張のせいにしていませんか?ではメンタル強化や瞑想、ヨガをする?たしかにやらないよりは有効ではあるでしょう。ですが歌っているときに瞑想もヨガもできませんよね。

緊張して崩れる発声はまだその発声が完全でない証拠です。問題は緊張した時の癖です。それらの癖を把握していれば緊張していても対処できます。
例えば緊張すると母音が浅くなると自覚していれば普段からもっと深い母音を意識するコツを覚え、息が足りなくなるのであれば息のコントロール方法を身につけるなど、緊張した時の癖が分かっていて尚且つ対処できるようになると自然と不安がなくなり元々のパフォーマンス能力を保つのみならず、時には程よい緊張感(つまり集中力)が100%のパフォーマンスを120%に引き上げます。緊張して失敗した演奏のあとは失敗に目を背けず一体何が起きたのか冷静に分析しましょう。

つまり歌は天性ではありません。また発声技術も一つではありません。いかに知識と経験を増やし、いかに使いこなすかです。スポーツカーや軽自動車の乗りこなし方がちがうようにあなたの楽器によって使い方も変わります。ちなみにこの声という楽器は声帯だけの問題ではありません。体の大きさ、顔の骨格のちがい(顎が短い頬が高いなど)、首の太さや長さ、筋肉量骨密度などで声の出し方は少しずつ変わっていきます。

《よく聞く発声の改善法…》
例えば、うまく声が出ないあなた、原因は何かわかりますか?過去に習ってきた先生になんと言われましたか?

想像するに
「咽頭を下げて」「スペースつくって」「軟口蓋上げて」「ポジションを高く」「支えて」「笑って」「マスケラを使って」

このような言葉をよく使われませんか?

ですが、咽頭を下げようとするとポジションが下がるし、ポジションを上げようとすると咽頭があがってしまう。そして固まって口が開かない…無理に口を開けるとポジションも咽頭の位置もどっかにいってしまう。。発声の悪循環。。


そして考えたことはありませんか?


「咽頭を下げて」…どうやって?
「スペースつくって」…どこに?
「軟口蓋あげて」…あげてるのにあがらないんですけど?
「ポジションを高く」…何のポジション?
「支えて」…何を?アッポッジョ、ソステーニョ?
「笑って」…どんなふうに?
「マスケラを響かせて」………

…だから!どうやって?!


たしかにマスケラやアッポッジョ ソステーニョ ガンチャーレ ジラーレといった専門ぽい言葉を使うことによって教わった気になるのかもしれません。ですがあまりに抽象的すぎませんか。。。感覚が元々良い子や癖の少ない子とかはそういう言葉だけで十分なのかもしれませんが、それじゃあ門下の中でうまくいく生徒、うまくいかない生徒分かれますよね。

大事なのは、なぜそれをしなければいけなくて、どうしたらそれができるようになるのか、どれくらいの塩梅でそれをするのか、それをすることによってどんなメリットデメリットがあるのか、デメリットがある場合は何をしたらカバーできるのか、などなど具体的に頭で理解し体でも理解する事です。


発声の暗闇迷路をライトや地図などの道具も持たず または道具はあっても使い方も分からず突き進まないでください。

もちろん私が知ることが全てではありませんし、私もいまだに新しい発見がありますし、発声のことを常に考え勉強しています。勉強が尽きることは一生ありません。ですが声に悩むあなたに寄り添ってキャリアアップの手助けができ更には一緒に成長できたなら最高に嬉しいです。

《レパートリーについて…》
先程の自己紹介にもあるように、私はバロック〜ヴェリズモとほとんどの時代のものを歌います。更にいうとメゾソプラノ〜アルトとしても活動しています。私は元々ロッシーニやモーツァルトばかりを勉強していました。いわゆるスタンダードなメゾソプラノです。ですが発声やスタイルを勉強をするにつれてヴェルディを歌う時のスイッチ、バロックを歌う時のスイッチみたいのを身につけることができました。根本の発声がしっかりしているとちょっとした息の扱い方や音の保ち方そしてスタイルを覚えることでレパートリーは拡張することはできます。

《キャリアについて…》
私がイタリア留学を始めたのは27歳。正直イタリアでキャリアを積むにはちょっと遅いスタートダッシュでした。基本イタリアは若くて優秀な子にチャンスが多いためあまり若くないしかもアジア人の私にはこのヨーロッパでキャリアアップすることはとても大変で右も左もわからない私は色んな遠回りもしました。
もしあなたが今から海外でキャリアをアップ考えているのであれぱ海外留学の先輩として何かアドバイスができるかもしれません、気軽に相談してみてください(:

《レッスンについて…》
様々なコースを用意しましたが、真剣に発声改善やレパートリーの強化・開拓を取り組みたい方は「現役オペラ歌手によるがっつり90分レッスン」がおすすめです。これまで色々な生徒を教えてきましたが、経験上発声に30分、癖直しに30分、さらなるブラッシュアップに30分かかります。週に何度もレッスンができればまた別ですが、例えば1時間ですと、発声して悪い部分を直すだけでレッスンが終わってしまい、講師生徒共に消化不良なレッスンになります。ゆえに45分レッスンを別日で2回受講するよりもお得になるよう割引させていただきました。クラシックであれば歌曲、アリア、レチタティーヴォ、オラトリオ、アンサンブルなんでも見ます。

ですが、さすがに90分も時間取れないという方や体力的に厳しい方、まずは少し試してみたいなどという方には45分コースも用意していますのでこちらもお気軽にお申し込みください。

ちなみに45分ということで
「現役オペラ歌手によるとにかく発声改善」ではボカリーズまたはあなたが歌いたい曲を使いながら発声改善を中心に
「現役オペラ歌手による歌曲・アリアレッスン」では上手に歌いたい曲をいろいろな視点から徹底的にレッスン(希望があれば曲に取り掛かる前に発声練習もします)
「教えてレチタティーヴォ」では発声というよりはレチタティーヴォのリズム感やフレーズ感の捉え方と発音、言葉の扱い方など中心にレッスン

また歌を見てもらう前にオンラインでどんな講師なのか知りたい方や聞きたいことがある、とにかく話したいという方は「現役オペラ歌手と話そう!」

録音やビデオを聴かせて気軽にメッセージ上で感想やアドバイスが欲しいという方は「現役オペラ歌手によるフィードバック&アドバイス」がおすすめです。

また演奏会等で長期でレッスンができないことが多々ございますので、ご容赦くださいますようよろしくお願いします。




長くなりましたが、皆さんとのレッスン楽しみにしています♪

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