第2回 カフェトークオンラインピアノコンクール 結果発表 第2回 カフェトークオンラインピアノコンクール 結果発表

第2回 カフェトークオンラインピアノコンクール 結果発表

"オンラインでピアノレッスンを受けるみなさまに、ボーダーレスな発表と挑戦の場を作りたい"

第2回は一般部門と小学生部門の2部門で開催いたしました。

ご参加いただいた皆様、素敵な演奏をありがとうございました!
練習を頑張ってくれたご参加者皆様に、審査員3名による講評、図書カードNEXT(500円分)が贈られます。
また、上位入賞者には、賞状とカフェトークオリジナルグッズをお贈りいたします。

一般部門受賞者のご紹介

一位

安藤有理江 様

演奏曲

コンソレーション 第3番/リスト

受賞コメント

落ち込んだある日のピアノの練習、涙目で楽譜を眺めていると、体の大きなリストが現れました。まるで慰められているような。 「クリスチャンでありモテ男リストが女性を慰める」イマジネーションが膨らみました。このフレーズは女性に徐々に近づく場面、このフレーズは女性の美しさを伝えるささやき、語り、ここは力いっぱい愛を叫ぶリストの魂。リストの大きく深く尽きぬ愛。愛に触れ感動の涙が溢れました。

今後の意気込み

今のピアノの効果的な弾き方、ピアノ界の流れ、「この曲はこう弾くもの」とされている決まった解釈やそれに基づく共通の要求。それとは反対に私に伝えてくるリスト、ショパン、ラフマニノフの繊細な感性、確固たる信念、当時のサロンや作曲風景。自分の感覚を大切にして、その為の技術の習得に努めたい。優しく愛情深く感性豊かな先生方、どうぞよろしくお願いします。

演奏を聴く

二位

澤井佳奈 様

演奏曲

ショパン 即興曲 第1番 変イ長調 Op.29

受賞コメント

この度はこのような演奏の機会を頂きありがとうございます。また第2位を頂けたこと光栄に思います。審査員の皆様、スタッフの皆様、応援してくださった全ての皆様に感謝申し上げます。私は産後ピアノとは離れておりましたが、息子が一歳半を過ぎて少しずつピアノを再開しました。ピアノを再開して2ヶ月、ピアノを楽しみながらショパンの音楽と向き合うことができました。コンクールに参加でき賞を頂けたことを励みに、これからもマイペースに色々な曲にチャレンジしていきたいと思います。

今後の意気込み

私にとってピアノは子育て中の良いリフレッシュとなっています。練習時間を確保することはなかなか難しいですが、曲と真摯に向き合い、より良い演奏を追求していきたいと思います。いつか息子と連弾できる日を夢見て、日々頑張っていきたいと思います。

演奏を聴く

三位の該当者はありませんでした。

優秀賞

小杉和優 様

演奏曲

幻想即興曲/F.ショパン

奨励賞

Yimeng Chen 様

演奏曲

French Suite No.5 in G major,BWV 816: Allemande & Courante/Bach

奨励賞

熊谷 泰宏 様

演奏曲

ピアノソナタ悲愴第二楽章/ベートーベン

小学生部門受賞者のご紹介

一位、二位の該当者はありませんでした。

三位

越野紗永 様

演奏曲

パリの花売り少女/ギロック

受賞コメント

この曲は繰り返しがあり、今まで弾いてきた中で一番長かったので練習し始めた頃は最初からの最後まで弾くのにたくさんエネルギーを使い、苦労してました。また、ワルツのリズムを安定して保たせることが難しく、途中から早く弾いてしまうことが多々ありました。なので弾く前に手でワン、ツー、スリーと叩いてリズムをとる練習をしたり、心の中でワン、ツー、スリーを唱えながら弾く練習をしました。曲名の「パリの花売り少女」をイメージできるようにパリの風景やパリの花屋さんの映像を見たり、花のおもちゃをそばに置いて自分が花屋さんになった気分で弾きました。今回の曲でピアノ演奏での表現力が少しでもついたら嬉しいです。

今後の意気込み

これまで発表会には何度か参加したことがありましたが、いつも「よく頑張ったね」で終わっておりました。今回は客観的な評価をいただけるよいチャンスだと思い、こちらのコンクールに参加しました。今後また人前でこの曲を弾く機会があるので、先生方からいただいた評価をもとに練習に励み、自分なりの表現力をつけていきたいと思います。これからもたくさんの曲に触れ合いピアノを弾く楽しさを知り、周りの人にも伝えていけたらと思います。

演奏を聴く

奨励賞

ハイド ローレンス理貴 様

演奏曲

Billie’s Song No.7 from Portraits in Jazz /Valerie Capers

奨励賞

山本 京 様

演奏曲

アラベスク/ブルグミュラー

第2回 カフェトークオンラインピアノコンクール
審査員の皆様からの講評

第2回もたくさんの演奏を楽しく聴かせていただくことが出来ました。生き生きと楽しそうにピアノに向かう様子の小学生、音楽をどう表現しようか練られた大人の演奏、それぞれの魅力が印象的でした。好きな曲はもちろん、今までやったことがない、ちょっと挑戦してみようかなという曲も前向きに取り組むことで、自分の今まで見えていなかった新しい部分が見えてくることもありますし、今まで弾いていた曲が更に豊かに表現できるようになります。自分の個性を存分にいかしながら今後も沢山の作曲家、作品に挑戦して磨きをかけていって頂けたらと思います。

今回も審査をさせていただき、沢山の素敵な演奏を聴かせていただくことができました。今回は小学生だけでなく一般部門も開催されて、皆さまのたくさんの形の音楽愛を画面越しから感じることができ、とても幸せな気持ちになりました。一発勝負の舞台上で演奏をする形式も、今回のような録音を提出する形式も、どちらにもそれぞれの難しさがあると思います。どちらにしても、一つの曲を集中的に練習して磨いて それを表現をするというプロセスから、そしてその後の講師たちからの講評から見直すプロセスからと、きっと皆さままた一段階ステップアップされたことと思います♪これからも様々な曲に挑戦されて、また機会があれば是非、コンクールやコンサートにも挑戦されながら、これからも音楽を思いっきり楽しんでいっていただけたらと思います。

この度、第2回カフェトークオンラインピアノコンクールに参加して素晴らしい演奏を聴かせてくださった皆さまありがとうございました。 前回の小学生部門に加えて、今回は一般部門も行われました。両部門ともに皆さまの心のこもった演奏をお聴きして、とても幸せな気持ちになりました。ありがとうございました。 選曲もピアノ歴もさまざまではありますが、どの方の演奏も熱意が伝わり心に響く演奏でした。一生懸命講評を書かせていただきました。今後の皆さまの演奏の参考になれれば幸いです。 また、このような貴重な機会を作ってくださったカフェトークの皆さま、ありがとうございます。今後もこのコンクールが続いていき、皆さまの演奏活動を発表できる場となることを願っています。

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