「梅雨」どうして「つゆ」って読むの?

yuka.t.33

みなさん、こんにちは。
以前(いぜん)紹介(しょうかい)したように、日本(にほん)の
漢字(かんじ)の
読み方には音読(おんよ)みと訓読(くんよ)みが
あります。

そして漢字を2,3字組み合わせて熟字(じゅくじ)を作り、
漢字一文字単位(かんじひともじたんい)ではなく、熟字(じゅくじ)
単位(たんい)で
訓読みを当(あ)てたものを熟字訓(じゅくじくん)
と呼びます。

熟字訓の中には「梅雨」(つゆ)という言葉があります。
もちろん「ばいう・音読み」と読むこともできるのですが、
どうして「つゆ・熟字訓」と

読むようになったのでしょうか。
これにはいろんな説があるそうですが、1つは、
梅雨の時期⦅6月から7月にかけて長(なが)い期間(きかん)雨が降り続ける時季⦆
に大きく実った梅の実が潰(つぶ)れる、
というところから
「潰ゆ」と読むようになったという説です。潰ゆ→→→つゆ

「梅雨入り」つゆいり、「空梅雨」からつゆ、「梅雨明け」つゆあけ
など、日本語には四季(しき)があるからこそ、とても豊(ゆた)かな
言葉(ことば)が生まれたのだと思います。
梅雨時(つゆどき)は、いつもどんよりとした、薄暗(うすぐら)い
空模様(そらもよう)ですが、そんな中にあって、かわいい色を添えてくれるのが
紫陽花(あじさい)です。
今年、私の小さな庭にも、2年前に友人(ゆうじん)からもらって
挿し木(さしき)をした紫陽花が、立派(りっぱ)に咲きそろいました。

カフェトークを始めて1年が経ち、やっとrecommended を
いただきました!(^^)!
いつもfeedbackをしてくださる学習者さんには、とても感謝しています。
これからも楽しいレッスンを心がけ、日本語が好きな人を、少しでも増やして
いきたいと思っています。
日本の自然(特に京都、奈良)についてお話しませんか。リクエスト
お待ちしています。yuka

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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