何に重きを置いて英語学習をするのか

kawaharu

あるお知り合いの方とのお話の中で、その方が『小学校の英語教育には外国人の先生が足りない。英語を話す機会が少なすぎる。特に田舎ではネイティブの先生の確保が難しく、それが小学生の英語教育の問題点だ』とおっしゃっていました。

確かに偏見などない若いうちに『外国人と接する怖さ』のような精神的な寛容に働きかけにはなると思います。

でも、どのようにして英語が話せるようになるかを考えると 、アウトプットよりも『難しすぎないテキストを使って、音源も何度も何度も聞いて、音読も何度も何度も繰り返して、インプットに時間を注いで、実際に会話でも使ってみる』ことが重要だと思います。特に初めは8割インプットの2割アウトプットくらいでもいいのでは?と考えています。

頭の中が空っぽなら、 アウトプットの時間があっても出てくるものがないですから。

実際に中学校の教育現場でもラウンド制のレッスンを取り入れて結果を出しているところがあるそうです。

中学英語で教科書を一年かけてじっくり一周するだけなく、一年かけて5周程する。軽めに何度も繰り返すことによりインプット量も増え、講師の説明は少なめになり、文法や本文の意味を日本語を介さなくても生徒自身が気付きやすいようです。

広い範囲を繰り返すインプットの大切さを再確認しました。

でもそれでも、所詮は中学校のテキストなんて薄っぺらいもので、教科書を一冊マスターしただけで英会話ができるようになるとは到底考えにくいです。

多読や動画やその他の色々な学習と組み合わさって、少しずつ英語が伸びていく。 

その中で、会話の練習相手やモチベーションを保ち続けるための場所、質問できる場所として、講師としての私の居場所があればと思っています。 


★最近いいなと思った記事です★インプットについて★

https://bilingualscience.com/english/%E5%A4%A7%E9%87%8F%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%8C%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%88%E3%83%97%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%92%E6%94%AF%E3%81%88%E3%82%8B-%E3%80%9C%E6%A8%AA%E6%B5%9C/


よかったら一緒に英会話楽しみませんか?
夢のような魔法の教授法はありませんが、楽しく、生活を豊かに、人を豊かにできるような指導を心掛けています。 

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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