【お悩みの部屋】2 〜この世は本当は全て逆さま〜

Onoyo

みなさん、こんにちは!
Onoyoです。

今日は〜この世は本当は全て逆さま〜という
般若心経」の一節、
心無圭礙無圭礙故 無有恐怖遠離一切転倒夢想究境涅槃
(心に何の気掛かりなこともなければ、恐怖もなくなり、
現実とは逆さまな思いから離れたら、涅槃の境地に(たどり着ける)

からのお話です。

人はとかく、感情や妄想などに影響されながら物や人を見てしまいがちです。
でも、それに気づかず、自らの目で見たもの全てが「真実」と思いがちですが、
自らが見たものの中には、一部(かまたは全て)に
気持ちの揺れや、感情に左右されている「転倒夢想が存在するということに
気づかなければいけません。
「夢を見る」ことは決して悪いことではありません。
人間は、より効率よく生きるために、「夢」を見ながら、頑張ったり、我慢したりするのです。

ただ、それをやり過ぎてしまうと全てが逆さまな「夢」の中で生きることになってしまい、
現実から離れてしまいます。そのために、結果、「夢」とはかけ離れていくことにもなります。

人間的な感情などに影響されない、静かな「心の奥底にある」目で見ながら生きていくことで、
「涅槃に至る(真の幸せ)」となることを
この言葉は表しています。

私の好きな言葉の一つを今日はご紹介いたしました。

いつもご覧いただきありがとうございます。





本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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