日本語学習歴16年の私ですが、他の人から、
「日本語をやめたいと思ったことがある?」とよく聞かれます。
答えはNOです。そして、理由はただただ日本・日本語が好きだからです。
皆さんにも外国語を選ぶ時は、好きすぎて覚えたい言語を選べと言いたいです。
でも、そう言っても大半の人が「好きなことも一度でもやめたいと思うんじゃないの?ただの綺麗事じゃないの?」と言いたくなりますね。それを返すために自分の考え方、特に「今の視点」と「昔の視点」を見ていきたいです。
今の視点は仕事で日本語を使っているのです。
ただ、それだけだと「日本語を使う仕事をやめようと思ってもやめられない」と考えられます(食べていかないとね…)。仕事自体は最高の仕事をしていると私が思っていませんが、日本語を使うという点は文句なしです。むしろ、嬉しいことです。なので、今日本語をやめたいと思っていません。
昔の視点は日本の多くのものが好きすぎて日本語を覚えたかったのです。これは、日本語の学習者あるあると思います。アニメや漫画、ゲーム、伝統文化、格闘技など多くの日本のものに興味があることです。
私的には、アニメ、漫画、ゲーム、Jpopでした。
昔、日本の好きなものが多すぎて最初の5年間の日本語の勉強が楽しくてやめると一切思いませんでした。
皮肉なことに今は日本のアニメや漫画、ゲーム、Jpopへの関心が冷めました。
しかし、そのうちに日本の映画や伝統ゲーム(囲碁・将棋)、観光、麻雀(雀荘によく行っていた時期がありました)など、新しい刺激が多くありました。それに加えて日本での留学、大学院、滞在もモチベーションを高めてくれました。要するに、刺激が多くて「やめる」ことを考える機会がなかったということです。
「情熱」という言葉を使う人がいると思いますが、「自然」なことだと私は思っています。
例えば、日常で日本語で情報収集をしたり、日本語で考えたり、スマホなど日本語で使ったりしています。
ある程度の日本語能力を持つからできることですが、昔から日本語の環境で生活することは自然な流れだと思っていました。だって、ずっと日本のものに囲まれて幸せで、いつかそうなるんじゃないかというビジョンを持っていました。
まさにそうなりましたね。なので、皆さんにも好きな文化・言語を選んでほしいです。
外国語学習は長い旅であり、本当に上手くなりたい人にとっては自然な感じでいられる相手・言語がベストだと思います。そうしたら「やめる」と一切思いません。
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