最近まで、講師歴20年等と話し続けてきましたが、
どちらかというと、30年に近くなってきました。
私は、学校の勉強が大好きですが、続けるうちに、
教科書の内容も、ずいぶんと変わってきました。
最近では、中学校の技術でhtmlが扱われるようになり、
高校家庭科では投資信託が扱われるようになりました。
高校数学では、統計、データの整理について深く扱われるようになりました。
私が大学生の頃には、プログラミングも、金融商品も、
数学の先生がついでに教える内容だと思っていましたので、意外な感じがしたのは、私だけでしょうか。
高校数学の授業は、社会人の方にも、多々ご受講いただいています。
社会に出てから、あるいは大学に入りなおして、
「高校レベルの数学だよ」と言われたけれども、
習った覚えがないなんてことが、そこらじゅうにあるようです。
そんな事言われたら、思わず自信を失くしそうになりますが、
実は、実際に、習っていないということも多々あるようです。
高校数学と大学の教養科目で、しょっちゅうしょっちゅう、
ちょっと前後入れかわっているイメージです。
自分たちが高校生だったあの頃が、どういう時代で、
今の高校生がどんな時代を生きているのか、
教科書は、時代と共にどんどん書きかえられています。
何か話が噛み合わないと感じたら、
実はジェネレーションギャップということもあるかもしれません。
「高校生レベル」なんて言い回しをする人は、
きっとすごく熱心に勉強してきた人ですから、
高校過程の何の単元の話か、高校過程で、どんな単元があった世代か、
教科書の目次について質問したら、よく覚えている人なのではないかとお見受けします。
斜め上からの視線から、相手の年齢について確認してみても面白いかもしれません。
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