海外移住のチャンスがある人は、長期でも短期でも、行ってしまうと良いと個人的には思います。
ひとぞれぞれの状況で、日本を離れても問題が無いのなら…。
人生は長いけれども同時に短い。チャンスは掴んでいかなければ後悔しそう、と思って私も思い切った決断を今までにしてきました。
スペインに移住したのは2017年でした。
あの頃は現実を知らなかった…と今は思います。
しかし現実は知らなくて当たり前。何でも経験してみないと、実情は分からないですよね。(If you never try you will never know.)
スペインでの生活は楽しいです。日本かスペインかを選ぶとなったら、迷いなくスペインを選びます。
しかしこちらにいると問題は山積み。
納税、滞在許可、健康保険、病院、円→ユーロの引き落とし(円安、というものは toda la vidaなんですね)、家族・友人とは遠く離れる事、キャリア、食事、日本への一時帰国、言語、異文化コミュニケーション、ect...
これらの問題はもちろん日本に居ても起こることかと思いますが、海外だと難易度が上がるのではないでしょうか。
私はまだ若いので良いですが(日本語だと自分の事、若いって言いませんよね。スペインでは50歳くらいでもまだ「若い」です)、将来両親に介護が必要になったら? そして自分も歳を取っていく。このままで良いのかな。
色々天秤にかけて、今はスペインにいようと思えるので滞在しています。
これぞお国柄といった感じですが、スペインでは色々な手続きや疑問の解決に日本の5倍~10倍くらいの時間がかかります。
なので、「我慢」が必要です。
疑問や解決したい問題があっても、解決できるかどうかは分かりません。解決出来たらラッキー、くらいに常にハードルを下げておきます。
滞在許可もなかなか下りないし、税金のことをメールで問い合わせてもメールは返ってきません。
しかし、他の課に聞いていたり皆バケーションに行っていたり、そもそも働く時間が短かったり色々な事情があるので、とにかく待ちます。
とある街の移民局なんかは電話はかけても出ません。電話番号は有って無いようなものですね。
多くの事柄が計画通りに、そして時間通りに進む日本から来た日本人は、最初はイライラすると思います。
こちら在住の他の日本人の方も言っていましたが、適当だけれども最後には何とかなる国、ではあります。
スペインに来てからというもの、将来の見通しがはっきり立ったことは一度もありません。
日本で働く友人は良く言います。「(日本だと)先が見えてしまう。」
それは良くも悪くもあると思います。スペインで、先が見えるような安定している生活が出来ているような人は、いったい何パーセントでしょうか。
こちらにて日々学んでいることは、先にあげた「我慢すること(tener paciencia)」、「急がないこと(no tener prisa)」、「語学を始めとした勉強は、続けるべきだということ」です。
あまり求めすぎてもだめですよね。求めても返ってこないから(笑)
健康である、家がある、仕事がある、家族や友人がいる。
足るを知る者は富む、という諺があるようですね。
しかし言語においては、少しどん欲にいかなければ、とは思います。
6年前に、「あと1年後にはスペインへ行く」と言ったら大反対した両親。
父親に言われたのは、「そう決めるのなら、行った後はもう実家には帰ってくるな。」
簡単には、帰れませんね。
覚悟って、少しずつ決めていくのでも良いでしょうか?
覚悟を決めた、と格好良く言ってみたいものです。
Macha
☆彡ちなみに父親は…
一時帰国の時はちゃんと家に入れてくれますよ(^^ゞ
電話する度に良く言われます: 「次はいつ帰ってくるんだ。」
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