みなさん、こんにちは。イタリア語・日本語講師のNoritaliaです。
イタリアはすっかり秋。イタリアならではのドタバタ(教科書が届かない!必要な文房具の連絡が遅い!などなど)の中で娘の中学校も始まりました。
私の方は、こちらもギリギリでサンマリノ共和国の教育委員会からお呼びがかかり、今年も中学校の先生が決まりました。
子育ても少し手が離れ、自分がやりたいことを少しづつ増やす計画。
イタリアでやりたい事。やっぱり人に教える仕事です。
私は毎年ワクワクするのですが、後10日でイタリア語検定2022年秋季試験がやってきます。
とうとう今年もこの時期がやってきましたね〜。
カフェトークのレッスンでは、毎日イタリア語検定対策レッスンをおこなっています。
私の印象では、4級くらいまでは独学で勉強し、それ以上のレベルに挑戦する時にレッスンのリクエストをいただくことが多い感じです。割合的には、2級、1級の生徒さんが一番多いです。
9月後半になり、生徒さんからは、レッスン時に良くこう聞かれます。
「先生、今何をすればいいですか?」
そこで、私は自分の意見を述べるのですが、レッスンに来てくださっている方に差し支えない範囲で、こちらのコラムでも私のアドヴァイスを少し書いてみようと思います。
① 文法を良く知ろう。
厳しいようですが、名詞・形容詞・動詞の見分けをつけるのは当たり前ですが、指示形容詞、指示代名詞の違いや、疑問代名詞・疑問形容詞、疑問副詞の見分けをつけるトレーニングをしなければなりません。
日本人ですから、まずは日本語で勉強するしかない。これらの文法名称は邪魔くさくても覚えて違いをしっかり把握することが大事です。
例えば疑問代名詞の後には名詞は来ない。疑問副詞は代名詞の代わりにはならない、など、文法の名称が把握できた時に、色々な文法ルールが改めてクリアになります。
② 動詞活用をもう一度さらう。
①がクリアになっている人は、動詞活用をもう一度さらいましょう。自分の受ける級に出てくる範囲の動詞で構いません。どういういう時に使うのか。例えば半過去・近過去の違い、近過去と大過去の違いをもう一度良く調べましょう。5、4級の方は規則動詞の直接法の活用を改めて復習しましょう。
③ 3、準2級の方は代名詞と関係代名詞をさらう
直接目的語、間接目的語、複合形の代名詞をさらいましょう。関係代名詞Che, cui, qualeなどが文章の中にある場合、文章の方向がそこで変わっていますので、主語が変わったか、主語は変わってないか、必ずチェックしましょう。
④ 作文は書きまくり、リスニングは聞きまくりましょう!
9月後半は時間を無駄にできません。作文とリスニングは量と実力が正比例します。書きまくり、聞きまくるのです。それだけ!
レッスンと作文添削(と不慣れな家事。笑)で時間がなかなか取れないため、慌てて書いた形になりましたが、あまりにも多く生徒さんから聞かれるため、こちらのコラムにも少し書くことにいたしました。
後10日ですが、まだまだできることはたくさんありますよ!みなさん気を引き締めて引き続き頑張りましょう!
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コラムを日々更新中〜♪【自己紹介コラム】少しですがテレビ出演。【自己紹介コラム】イタリア語でお仕事するきっかけとなった出来事CILS (CERTIFICAZIONE DI ITALIANO COME LINGUA STRANIERA)【イタリア日常コラム】スーパーから◯◯◯が消えました。実践的にイタリア語を話すコツ、それは文法に自信をつけること。イタリア語で考えるスピードを劇的にあげるコツとは?発言力と発音力は別のもの。でもどちらも大切♪実用イタリア語検定1級NEW!!【通訳案内士イタリア語筆記対策レッスン】をご紹介します♪
イタリア語のお悩みお聞きします〜。トライアルレッスン受付中!!カウンセリングレッスン (Japanese and Italian trial lesson) 20分 500ポイント ここまでお読みくださりありがとうございました (^_^)
NORIITALIA
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