「おもちゃを貸してあげようね。」は子育てのNGワードです!!

Asayo

こんにちは、
心理カウンセラーでモンテッソーリ教師のAsayoです。

今日は、
 
オンラインレッスンの中でいただいた
ご相談への回答をシェアしたいと思います。
 
ご相談内容はというと、
 
===================
 
「子どもが支援センターなどで
他の子供のおもちゃを取ったり取られたり・・・。
どう対応したらいいでしょうか?」
 
===================
 
あなたは、どう思いますか?
 
 
ほとんどの方は、
「みんなと仲良く遊べるのがよい」
と考えているので、
 
「おもちゃを貸してあげようね。」
 
とお子さんに声をかけています。
でも、それは間違いです!!
 
 
そのような声かけをすると、
 
子どもの自己肯定感は
下がってしまいます!!
 
 
なぜ、
「おもちゃ貸してあげようね。」
子育てのNGワードなのか?
 
 
それは、
 
ありのままの子どもを
否定することにつながるから、
 
です。
 
 
基本、子どもって、
自分が遊んでいるおもちゃを
人に貸したくないもの。
 
でも、ママに
「おもちゃを貸してあげようね!」
と、言われると
 
「おもちゃを貸さないとダメだよ。
おもちゃを貸せないあなたは、
好きじゃないよ。」
 
というメッセージが伝わってしまいます。
 
 
 
すると、
 
「自分の気持ちを
大事にしてはいけないんだ。」
 
「自分の気持ちより、他人の気持ちを
大事にしないといけないんだ。」
 
という教えが
子どもに伝わっちゃいます。
 
 
 
自分の気持ちを大事にせず、
他人の気持ちを
優先して大事にしていると、
 
どうなると思います???
 
 
他人に都合よく
使われるようになります。
 
 
「他人の気持ちを優先しなさい」
というママの教えは、
 
「他人から言われた嫌な要求も、
『嫌だ』と言ってはいけない。」
 
という教えとして
子どもに伝わっちゃうので、
 
 
本当はやりたくないことも我慢してやり、
自己犠牲をするようになります。
 
その結果、
いじめとか、ブラック企業とか、
セクハラ、パワハラに合いやすくなります。
 
 
そんな経験をし続けていたら
当たり前ですが、
自己肯定感が下がってしまいますよね。


この話を、
中学生のお子さんがいるママに
お伝えしたところ、
 
「だから、うちの子は自分に自信がなく
学校に行けなくなったのですね。」
 
と、ご自分の子育てを後悔されていました。
 
 
自己肯定感の高い子どもに育てるためには
「褒める」より前に、
 
\ありのままの子どもを認める/
 
ことが何より大事。
 
 
今度、お子さんが
おもちゃを貸せないことがあったら、
周りのママやお子さんに気を使いすぎず、
 
お子さんの様子を
ただ、見守ってみてください。
 
おもちゃの取り合いは、
子どもたちにとっては
コミュニケーションの学びの一つ。
 
我が子はこの場面で、どのように振舞うのか?
をぜひ、観察してみてくださいね。

観察しているうちに、
ママであるあなたの心がざわざわしたり
不安になったら、

それは、あなたが心の問題に向き合う時です。

お気軽に、モンテッソーリ子育てカウンセリングをご利用くださいね。
This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

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