大サバト ハロウィンって何? 魔女の祝日について

Rei.T

魔女の暦には一年のうち大サバトと呼ばれる4つの祝日と、小サバトと呼ばれる4つの祝日があります。

今月10月31日は日本でもメジャーになっているハロウィンです。
サーウィン、ソーウィンとも呼びます。
魔女暦では大サバトに属します。
かがり火の祝日です。
サーウィン、ソーウィンとも呼びます。

この日から冬の到来です。そして、故人を偲ぶ日でもあります。
子供たちがお化けの格好をしてお菓子を貰いに各家庭をまわるのも、
この日は古き死者の魂が外に出るとされる事からこういった習慣が生まれたのでしょうね。
日本のお盆みたいなものと考えて頂ければ。

ウィッカンである私もこの日は前日からとても忙しい日です。
朝から祭壇をつくり、大釜に聖水をはり、水鏡で占いをする日です。
あくまでも占いですので、死者を呼び戻したりする行為はしてはいけません。
古き故人の思い出を懐かしみながら、与えられたものを女神と男神に感謝し静かに過ごします。

りんご、ざくろ、かぼちゃをそれぞれお菓子に使い祭壇に手向けます。
祭壇に飾るお花はスプレーマムと私は決めていますが、人により色々違いがあるようです。
お料理はお肉料理を作ります。ビートを使います。ビートは日本ではあまりなじみがありませんね。
フランスのアルザス地方のクリスマスマーケットで出会うホットワインもいただきます。
シナモンの焼き菓子も用意しようかと。
毎回食いしん坊です。



大サバトは炎の祭典と呼ばれるくらいかがり火が必須です。
今はお化けカボチャにキャンドルを入れますよね♪

ハロウィンには自分の負の感情を紙に書き大釜に入れて燃やすと
いにしえの故人が持ち去ってくれる逸話もあります。

が、一般のご家庭には大釜はめったにありませんし、
お家でかかり火なんて焚こうものなら火事の心配もありますので(笑)
キャンドルをともし、書いた紙を燃やします。
火の始末は慎重に。

仮装して楽しむハロウィンとは趣が全く違いますが、
静かに炎と共に過ごす一日も良いものです。
今年はアップルパイを焼きます。大好きです(^^♪

もちろん古の故人に捧げるために用意したお菓子をお皿に入れて外へ置きます。
今年も守って頂いて、懐かしむ気持ちを受け取ってお帰り頂ければと思います。

ウィッカのメッセージ占いもやっています。
本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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