カウンセリングを生活の一部に。
ayakoです。
今日は「最近読んだおすすめの本」という
お話です。
池上彰
今新しく何か勉強できるとしたら
皆さんだったら何を学んでみたいですか。
私は、
スペイン語
ワイン
ギター
スケッチ
いろいろと学びたいものがありますが、
実は以前から宗教については深く出なくても簡単に
知っておきたいと言う気持ちがありました。
私が住んでいるインドネシアは、
大多数がイスラム教徒ですが、
バリヒンドゥー教徒
仏教
キリスト教
と日々生活をしていて異なる宗教の場面を目にすることがあります。
バリヒンドゥー教徒の人たちが
毎朝お供え物をしてお祈りをしていたり、
イスラム教徒の女性がベールを身にまとっていたり、
キリスト教徒の人たちは日曜日に教会に集まったり。
ただ1つ、 仏教はよくわからないんです。
仏教といえばお寺。
でも何をする宗教なのか、
他の宗教と違ってこれと言う、
シンボルのようなもの、
習慣を知ることができていない気がしました。
わかりやすく教えてくれると言えば
NHKの子供ニュースでも馴じみの
池上彰さん。
今回初めて池上さんの本を読みました。
正直本読み終わった後でも、
私が深く仏教を理解できたレベルにいるとは言えません。
でも、
「日本に仏教を定着させたのはあの聖徳太子」
「仏教はイスラム教徒やキリスト教徒 のように一神教ではなく
多数悟りを開いた存在がいてそれらを重している」
これら知ることができただけでも
私には、なるほど・・・と言う学びでした。
仏教を創設したのがブッダ(仏陀)。
ブッダは、私たち人間は常に自分と他人を区別する、
相手と自分の間に境界線を引く
そして仏教ではこの区別が苦しみの原因だと説いています。
他人との違いに意識を向けると苦しくなるのでしょうか。
ブッダは1カ所にとどまることなく
一生旅を続けてきたそうです。
決まった場所を設けてしまうとその場所や人間関係にとらわれて
離れたくなくなってしまうから。
物が増えればそれを守りたくなり
さらに別のものが欲しくなったりすると言います。
欲が頭を下げるのを防ぐために、
修行のために訪れていたお寺にも長居はしなかったんだそうです。
まるで今現代のミニマリストのように
多くのものをも持たず、
1拠点から1拠点移動しやすい生活をしてたのでしょうか。
そしてコンフォートゾーンから
脱することが難しくなってしまうと向上が困難になるから
このような生活をしていたのでしょうか。
キリスト教徒では常に良い心を持ち祈りを捧げていることで
天国に行けると信じられています。
一方、仏教は生まれ変わり転生理念の考えがあり、
この世は四苦八苦に満ちているのだから、
二度とこの世に生まれてこない状態が理想と明言しています。
この世にいる事は苦、
死んでもまた苦に満ちているこのように生まれ変わるのだから
どう生きやすくなれるかを意識することが大切なのでしょうか。
最後に池上彰さんがあのチベット仏教を代表する最高指導者である
ダライ・ラマとの対談の内容が載っています。
ダライ・ラマ氏は
「仏教徒になる必要はありません、良い生き方をすれば良いのです」
仏教とはキリスト教やイスラム教徒のように
1人だけの神を崇拝すると言う考えではなく神が複数いるとされているので
様々な異なる価値観を認める心の広さが
ダライ・ラマ氏には備わっているのですね。
そして「日本人の皆さんは本当に時間がなくて
いつも急いでいらっしゃる。
欠点があるとすればこの点でしょう」と指摘されています。
毎日忙しくしている私たち。
何をせず、考える時間を持ち今に意識を向け、
異なる他人と共にどう穏やかに生きれるかを考えるのが
仏教なのかなと自分なりの答えを持ちました。
では、また。
ayakoでした。
カウンセリングを生活の一部に。
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