【日本語コラム+音声♪】第29回:日本のビジネスマナー ~名刺交換編~

Masumi_

★日本語コラム 第29回
<日本のビジネスマナー ~名刺交換編~>


今回からのコラムでは、ビジネスの場面におけるマナーについて
お話ししていきたいと思います。
個人的には形式上のマナーよりも、
「相手に丁寧に接したい」という心が大事だなと思っています。
ただ、気持ちを表現する方法は人によって異なるので、
良かれと思ってしたことが相手の気分を害してしまうこともありますよね。
「マナー」という統一された規範を守れば誤解や齟齬が生じにくい、
という点は、形式ばった礼儀作法の利点の一つなのかなとも思います。
人間関係上の不安を軽減してくれる便利なものと捉えて、
まずは気楽な気持ちで、どんなマナーがあるのか見ていきましょう!
今回ご紹介するのは、名刺交換の際の主なマナーです。

まず名刺を持つ時に一番大切なのは、両手で持つということです。
名刺はその人の分身として大切に扱う、ということがよく言われています。
名前や会社名などの書いてある文字ができるだけ指で隠れないように、
端を持つようにするとより良いでしょう。

名刺の交換は、椅子に座ったままではなく、席を立って行います。
その際、相手と自分の間に机などを挟んでいると良くないとされているので、
一旦机を離れて、相手との間に何もない状態で交換すると良いです。
ただ、場所が狭くて移動ができないこともあるので、
そういった場合には「机の上からすみません」など、
一声かけるとより丁寧ですね。
先ほど名刺は両手で持つと説明しましたが、
名刺を相手と自分が同時に差し出して交換する場合は片手で問題ありません。
その場合も気になるようであれば「片手で失礼します」などと
一言添えると安心です。
名刺を渡すときは自分の会社名、役職、名前を言い、
名刺を受け取るときは「頂戴いたします」と言います。

受け取った名刺はすぐにしまわず、
机の上や名刺入れの上にのせて出しておくべきとされています。
会議や商談が終わってからしまうと良いとよく言われますが、
実際の名刺交換の場をいくつか経験した印象から言うと、
このタイミングは臨機応変でいいのではないかと思います。
相手や、自分の会社の上司などの様子を見て
だいたい合わせておけば問題ないでしょう。

細かいマナーは間違ってもさほど気にされないことが多いので、
まずは「名刺を丁寧に扱い、授受の際に挨拶する」
というところから気をつけてみるといいのではないでしょうか。

・・・・・

今回のコラムはここまで。
次回はまた別の場面でのビジネスマナーをご紹介したいと思いますので、
どうぞお楽しみに♪
それではまたお会いしましょう^^


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\ここから下は読み仮名つき↓↓↓/

★日本語(にほんご)コラム 第(だい)29回(かい)
<日本(にほん)のビジネスマナー
~名刺(めいし)交換(こうかん)編(へん)~>


今回(こんかい)からのコラムでは、
ビジネスの場面(ばめん)におけるマナーについて
お話(はな)ししていきたいと思(おも)います。
個人的(こじんてき)には形式(けいしき)上(じょう)のマナーよりも、
「相手(あいて)に丁寧(ていねい)に接(せっ)したい」という
心(こころ)が大事(だいじ)だなと思(おも)っています。
ただ、気持(きも)ちを表現(ひょうげん)する方法(ほうほう)は
人(ひと)によって異(こと)なるので、
良(よ)かれと思(おも)ってしたことが
相手(あいて)の気分(きぶん)を害(がい)してしまうこともありますよね。
「マナー」という統一(とういつ)された規範(きはん)を守(まも)れば
誤解(ごかい)や齟齬(そご)が生(しょう)じにくい、
という点(てん)は、
形式(けいしき)ばった礼儀(れいぎ)作法(さほう)の
利点(りてん)の一(ひと)つなのかなとも思(おも)います。
人間(にんげん)関係(かんけい)上(じょう)の不安(ふあん)を
軽減(けいげん)してくれる便利(べんり)なものと捉(とら)えて、
まずは気楽(きらく)な気持(きも)ちで、
どんなマナーがあるのか見(み)ていきましょう!

今回(こんかい)ご紹介(しょうかい)するのは、
名刺(めいし)交換(こうかん)の際(さい)の主(おも)なマナーです。
まず名刺(めいし)を持(も)つ時(とき)に
一番(いちばん)大切(たいせつ)なのは、
両手(りょうて)で持(も)つということです。
名刺(めいし)はその人(ひと)の分身(ぶんしん)として
大切(たいせつ)に扱(あつか)う、ということがよく言(い)われています。
名前(なまえ)や会社(かいしゃ)名(めい)などの
書(か)いてある文字(もじ)ができるだけ指(ゆび)で隠(かく)れないように、
端(はし)を持(も)つようにするとより良(よ)いでしょう。

名刺(めいし)の交換(こうかん)は、
椅子(いす)に座(すわ)ったままではなく、
席(せき)を立(た)って行(おこな)います。
その際(さい)、相手(あいて)と自分(じぶん)の間(あいだ)に
机(つくえ)などを挟(はさ)んでいると良(よ)くないとされているので、
一旦(いったん)机(つくえ)を離(はな)れて、
相手(あいて)との間(あいだ)に何(なに)もない状態(じょうたい)で
交換(こうかん)すると良(よ)いです。
ただ、場所(ばしょ)が狭(せま)くて
移動(いどう)ができないこともあるので、
そういった場合(ばあい)には
「机(つくえ)の上(うえ)からすみません」など、
一声(ひとこえ)かけるとより丁寧(ていねい)ですね。

先(さき)ほど名刺(めいし)は両手(りょうて)で持(も)つと
説明(せつめい)しましたが、
名刺(めいし)を相手(あいて)と自分(じぶん)が
同時(どうじ)に差(さ)し出(だ)して交換(こうかん)する場合(ばあい)は
片手(かたて)で問題(もんだい)ありません。
その場合(ばあい)も気(き)になるようであれば
「片手(かたて)で失礼(しつれい)します」などと
一言(ひとこえ)添(そ)えると安心(あんしん)です。
名刺(めいし)を渡(わた)すときは
自分(じぶん)の会社(かいしゃ)名(めい)、役職(やくしょく)、
名前(なまえ)を言(い)い、
名刺(めいし)を受(う)け取(と)るときは
「頂戴(ちょうだい)いたします」と言(い)います。

受(う)け取(と)った名刺(めいし)はすぐにしまわず、
机(つくえ)の上(うえ)や名刺入(めいしい)れの上(うえ)にのせて
出(だ)しておくべきとされています。
会議(かいぎ)や商談(しょうだん)が終(お)わってからしまうと
良(よ)いとよく言(い)われますが、
実際(じっさい)の名刺(めいし)交換(こうかん)の場(ば)を
いくつか経験(けいけん)した印象(いんしょう)から言(い)うと、
このタイミングは臨機応変(りんきおうへん)で
いいのではないかと思(おも)います。
相手(あいて)や、自分(じぶん)の会社(かいしゃ)の上司(じょうし)などの
様子(ようす)を見(み)て
だいたい合(あ)わせておけば問題(もんだい)ないでしょう。

細(こま)かいマナーは間違(まちが)ってもさほど
気(き)にされないことが多(おお)いので、
まずは「名刺(めいし)を丁寧(ていねい)に扱(あつか)い、
授受(じゅじゅ)の際(さい)に挨拶(あいさつ)する」
というところから気(き)をつけてみるといいのではないでしょうか。

・・・・・

今回(こんかい)のコラムはここまで。
次回(じかい)はまた別(べつ)の場面(ばめん)での
ビジネスマナーをご紹介(しょうかい)したいと思(おも)いますので、
どうぞお楽(たの)しみに♪
それではまたお会(あ)いしましょう^^


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