【日本語コラム+音声♪】第30回:日本のビジネスマナー ~席次編~

Masumi_

★日本語コラム 第30回
<日本のビジネスマナー ~席次編~>


今回ご紹介するのは、席次に関するマナーです。
席次というのは、座席の順番のこと。
私が社会人になったばかりのころは
「座る位置にまで正しい順番があるのか」と、
間違えてしまうのが怖くてびくびくしていました。
ただ、覚えてしまえば意外と簡単ですし、
実際の場では色々な都合が発生するので
いわゆる「正しい」席次にならないこともしばしばです。
あまり身構えず、まずは知識として学んでみましょう!

席次について説明する時に登場する言葉に、
「上座」、「下座」というものがあります。
「上座」はお客様や目上の人など、いわゆる「偉い人」が座る席、
「下座」は上座に座る人をもてなす側の人が座る席です。
基本的に、入口から遠い席が上座、入口に近い席が下座となります。
また、部屋が和室の場合は、「床の間」というスペースに着目します。
「床の間」というのは、掛け軸や壺、お花などが飾ってあるスペースで、
ここに近い席が上座となります。

お客様や上司と一緒に乗り物に乗るときはどうしたらいいでしょうか。
タクシーでは、運転席の後ろの席が上座、助手席が下座となります。
後ろの3人がけシートの中では、真ん中の席が一番下座です。
新幹線では、窓側が上座となります。
3人がけの席では、先ほどのタクシーの例と同様、
2人に挟まれた真ん中が一番下座です。

色々とご紹介しましたが、
実際のビジネスの場面では
席次より優先したい事項が出てくることも珍しくありません。
位置としては上座である場所が、冷房の風が届きにくく快適でなかったり、
訪問先で案内された席が、席次で言うと自分の上司より上だったりと、
戸惑うこともあるかもしれませんが、
そういった場合には無理に席次を守ろうとする必要はないでしょう。
席次も、そもそもはお客様や目上の人をもてなすための規範ですので、
そういった方が快適に過ごせるように、
柔軟に動くことができたら理想的ですね。

・・・・・

今回のコラムはここまで。
次回はまた別の場面でのビジネスマナーをご紹介したいと思いますので、
どうぞお楽しみに♪
それではまたお会いしましょう^^


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\ここから下は読み仮名つき↓↓↓/


★日本語(にほんご)コラム 第(だい)30回(かい)
<日本(にほん)のビジネスマナー
~席次(せきじ)編(へん)~>


今回(こんかい)ご紹介(しょうかい)するのは、
席次(せきじ)に関(かん)するマナーです。
席次(せきじ)というのは、座席(ざせき)の順番(じゅんばん)のこと。
私(わたし)が社会人(しゃかいじん)になったばかりのころは
「座(すわ)る位置(いち)にまで
正(ただ)しい順番(じゅんばん)があるのか」と、
間違(まちが)えてしまうのが怖(こわ)くてびくびくしていました。
ただ、覚(おぼ)えてしまえば意外(いがい)と簡単(かんたん)ですし、
実際(じっさい)の場(ば)では
色々(いろいろ)な都合(つごう)が発生(はっせい)するので
いわゆる「正(ただ)しい」席次(せきじ)にならないこともしばしばです。
あまり身構(みがま)えず、
まずは知識(ちしき)として学(まな)んでみましょう!

席次(せきじ)について説明(せつめい)する時(とき)に
登場(とうじょう)する言葉(ことば)に、
「上座(かみざ)」、「下座(しもざ)」というものがあります。
「上座(かみざ)」はお客様(きゃくさま)や目上(めうえ)の人(ひと)など、
いわゆる「偉(えら)い人(ひと)」が座(すわ)る席(せき)、
「下座(しもざ)」は上座(かみざ)に座(すわ)る人(ひと)を
もてなす側(がわ)の人(ひと)が座(すわ)る席(せき)です。
基本的(きほんてき)に、
入口(いりぐち)から遠(とお)い席(せき)が上座(かみざ)、
入口(いりぐち)に近(ちか)い席(せき)が下座(しもざ)となります。
また、部屋(へや)が和室(わしつ)の場合(ばあい)は、
「床(とこ)の間(ま)」というスペースに着目(ちゃくもく)します。
「床(とこ)の間(ま)」というのは、
掛(か)け軸(じく)や壺(つぼ)、お花(はな)などが
飾(かざ)ってあるスペースで、
ここに近(ちか)い席(せき)が上座(かみざ)となります。

お客様(きゃくさま)や上司(じょうし)と一緒(いっしょ)に
乗(の)り物(もの)に乗(の)るときはどうしたらいいでしょうか。
タクシーでは、
運転席(うんてんせき)の後(うし)ろの席(せき)が上座(かみざ)、
助手席(じょしゅせき)が下座(しもざ)となります。
後(うし)ろの3人(にん)がけシートの中(なか)では、
真(ま)ん中(なか)の席(せき)が一番(いちばん)下座(しもざ)です。
新幹線(しんかんせん)では、
窓側(まどがわ)が上座(かみざ)となります。
3人(にん)がけの席(せき)では、
先(さき)ほどのタクシーの例(れい)と同様(どうよう)、
2人(ふたり)に挟(はさ)まれた真(ま)ん中(なか)が
一番(いちばん)下座(しもざ)です。

色々(いろいろ)とご紹介(しょうかい)しましたが、
実際(じっさい)のビジネスの場面(ばめん)では
席次(せきじ)より優先(ゆうせん)したい事項(じこう)が
出(で)てくることも珍(めずら)しくありません。
位置(いち)としては上座(かみざ)である場所(ばしょ)が、
冷房(れいぼう)の風(かぜ)が届(とど)きにくく快適(かいてき)でなかったり、
訪問(ほうもん)先(さき)で案内(あんない)された席(せき)が、
席次(せきじ)で言(い)うと自分(じぶん)の上司(じょうし)より
上(うえ)だったりと、
戸惑(とまど)うこともあるかもしれませんが、
そういった場合(ばあい)には無理(むり)に
席次(せきじ)を守(まも)ろうとする必要(ひつよう)はないでしょう。
席次(せきじ)も、そもそもは
お客様(きゃくさま)や目上(めうえ)の人(ひと)をもてなすための
規範(きはん)ですので、
そういった方(かた)が快適(かいてき)に過(す)ごせるように、
柔軟(じゅうなん)に動(うご)くことができたら理想的(りそうてき)ですね。

・・・・・

今回(こんかい)のコラムはここまで。
次回(じかい)はまた別(べつ)の場面(ばめん)での
ビジネスマナーをご紹介(しょうかい)したいと思(おも)いますので、
どうぞお楽(たの)しみに♪
それではまたお会(あ)いしましょう^^


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本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
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