ロンドン生活こぼれ話 その⑧ 紳士・淑女とは言えない?人々

Sachiko

 先日、日本への五週間の帰省を終えてロンドンに戻ってきました。いつも日本から戻って来ると感じるロンドンのイメージなのですが、「あぁ、荒いな・・・」と言う事をいつも感じるのです。

 よく生徒さんに「イギリスと言うと紳士・淑女のイメージで」と言われるのですが、実際にロンドンで生活していると紳士・淑女はどこへやら。「荒い・汚い・雑」といった印象をどうしても受けてしまう私です。

 まずバスに乗って席に座ろうとすると座席に残っているゴミや新聞。ゴミの上に座る訳にいかないので、床に払い落して座るか、他の座席に座るかです。昨日は私が邪魔だな、と思って床に置いた新聞を、近くの席に座った女の人が床から拾い上げて読んでいました。

 そしてバスに乗っていると平気で携帯を使って大声で話す人、とても品の良いとは言えない汚い言葉を使って話す人等、様々な光景を目にします。

 こんな事を言ってしまうとイギリスの人に怒られそうですが、私の中では日本人の方がよっぽど丁寧で紳士・淑女です。電車等にゴミを置いて行く人はあまり居ないし、電車の中で大声で叫ぶように友達と話す人もそこまで居ないと思います。

 私の友達に言わせると「Japanese people are more civilised」だそうです。(civilesedには礼儀正しい、教養のある等といった意味があります。)

 イギリス人と言っても育った環境によってそれぞれで、もちろん品のある上品で丁寧な人もいますし、様々だと思います。しかし、恵まれない環境や荒い環境で育って、平気で物を盗む人、汚い言葉を使う人が目に付くのが現状です。

 とある場所で、iPhoneを使って電話をしていたら盗み取られたなんていう事件もありますし、リュックや後ろポケットに財布等の貴重品を入れておけば簡単に盗まれてしまいます。

 ですので、公園等自然がたくさんあったり、人の目を気にしなくて良い等、良い所はたくさんあるイギリスなのですが、どうしても帰って来ると「あぁ、荒い・・・・」と思ってしまう私です。

 

專欄文章僅代表作者個人觀點,不代表咖啡滔客的立場。

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