*プレゼン直前or就活中の方必見*ボディーランゲージが自分を変える

Romi

この動画は、Amy Cuddyという社会心理学者のTEDスピーチです(約20分、日本語字幕付き)。

他人が自分に対してどういう印象を持つか、というのはボディーランゲージによって判断される部分が大きいということは、事実として証拠も沢山ありますし、皆さんも日常の生活で感じていることだと思います。

このスピーチでは、反対に、「自分がどう考え、感じるかもボディーランゲージに依存しているのか?」という疑問に、いくつかの研究による科学的知見から、と同時に自分の人生経験を元に分析していきます。

就職面接という設定で、面接を受ける何名かには、面接直前に自分がパワフルに感じるポーズ(仁王立ちになって両手を腰にあてるポーズetc)をやってもらい、その他の何名かには両肩をすくめ、背中を丸め意気消沈したようなポーズをやってもらった後、全員に5分間の録画面接に挑んでもらうという実験を行いました。

その録画面接を観た試験管4名は、誰がどのようなポーズをとったか、ということは全く知りません。

結果、その試験管4名は全員が「この人達を採用したい」と言ったのは、面接直前に力強いポーズをとった人たちでした。

それはなぜか……??? 是非ご自身で、動画を観てみてください。
生物学的証拠に基づき、実験結果を分析しています。とても興味深く、説得力があります。

自分の経験を語るスピーチ後半部分は、少し感情的になるシーンがあり、観ていた私もホロっときてしまいました。そして、彼女の熱い想いがひしひしと伝わり、自分もやってみよう!と素直に思えました。

Fake it 'til you become it

”出来ている振りをしなさい、それが出来るようになるまで”

〜「自分にはこんなハードルが高いことできない、自信がない、ここに居るべきではない…」と足がすくんでしまうようなチャレンジを目の前にした時、2分間、あたかも自分が自信に満ちあふれているような振りをすること。そうすると、ホルモンと脳内状態が自分の感情とは裏腹に”できる”状態にし、実際にそれが出来るようになる。それを続けていると、本当に自信がつき、ハードルが高いと思わなくなっている自分に気づく。〜

Cafetalkのレッスン前、緊張して少し前屈みになっている自分に気づいたので、レッスン前2分間、パワフルポーズをとってからレッスンを行おうと思います!

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

コメント (6)

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  • Romi

    daipapaさん、こちらこそ、わざわざコメントを残して下さってありがとうございます。励みになります。今はまだ発展途上で不安だらけでも、挑戦し続けていればいつか本物になる、そう思わせてくれる素晴らしいスピーチですよね。共感してもらえて嬉しいです。

  • daipapa

    何気なく、このコラムを見て、何気なくTEDを見ました。久しぶりに心に響きましたね。(日本語の字幕があって良かった) ありがとう。

  • Romi

    Maruyama先生、コメントありがとうございます。私も先生の仰るとおり、"英語で話す"ことにフォーカスするだけではなく、ジェスチャー+発話という発想を持つと、発話につながる気がします。私もふと思い返してみると、私のイタリア語はまだまだ初級レベルですが、あの特徴的なイタリアンジェスチャーと共に発話すると、「私喋れてる♪」と勝手に自分で勘違いして、発話量が増える気がします。文法的には間違いだらけなんでしょうが、とにかく会話の練習しないと上達しないので私は気にしません。特にお酒が入った時なんか…笑。でも、ジェスチャーがそういう気持ちにさせるんだったら、発話につながるとても大切な要素ですね。とても面白い観点からのご意見ありがとうございます。新しい事に気付かされました!

  • Maruyama

    面白いですね!ちょっとトピックが変わっちゃいますが、私これ、英語をしゃべることにも関係してると思います。英語を上手にしゃべりたかったら、英語圏の人のようなボディーランゲージでしゃべるといいと思うのです。というのも、私自身日本語をしゃべるときと英語をしゃべるときとでは身振り手振りが違います!(たとえば「そうじゃないと思うんですよー」といいながら"I don't think so" の身振りをしようとすると違和感だらけでできません笑)そういうところも英語を学ぶ人は意識してみるといいかもしれないですね!

  • Romi

    Junko先生、コメントありがとうございます!そうですね、私も、このビデオを観る前から非言語コミュニケーションの大切さは理解していました。ただ、この実験のおもしろいところの一つが、面接の場での話す態度がどういうものか…という点にフォーカスしているのではなく、その前の2分間、わざとパワフルなポーズを取ることでどのような影響を脳に与えているか、その結果自分がどのようなパフォーマンスを出来るようになるか、という部分だと思います。ボディーランゲージ、もっと意識して、上手く活用してみたいと思います。

  • Junko

    面白いテーマですね!私もボディランゲージが私たちの無意識の部分に与える影響はとても大きいと思います。

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