私が英語を始めた頃の はい? それはなんでしょう?

Lisa.K

それまで英語を話したことのなかった初心者にもかかわらず 私は英会話学校で いきなり初心者上級クラスに入れられてしましました。 

元々英語が好きで 中学と高校での英語をきちんと勉強していたため 入会当時あったペーパーテストの点数が良かったからです

なにゆえ フランス文学科にしたかと言いますと 英文学 すなわち シェイクスピア とか ディケンズ が嫌いだったからです。 

当時は まだ 外国語学科 という学科のある大学がとても少なかったのです。

でも なんと 最初からある程度英語が喋れたのです。 

勿論 発音はフランス語音の混じった滅茶苦茶なものだったとは思うのですが それでも なんとか簡単な文なら言うことができました。
最初にフランス語が浮かびそれを英語に翻訳する という感じでしょうか。
フランス語には英語ととてもよく似た単語が沢山あるのです。

歴史からみますと 英語にフランス語が入り込んだ形になるようです。

しかし入っていきなり過去形には参りました。
そして すぐに現在完了です。

記憶を手繰り寄せて頭フル回転でレッスンに毎日行きました。

ある日 アメリカ人が Have you ever been to ・・・?(あなたは・・・に行ったことがありますか) を使って質問してきた時のことです。

彼の言う been が どうしても ベン に聞こえるのです。 
been は ビーン だと思い込んでいた私は 混乱しました。

この人 なに言ってるの??? ベン ってなに?

向こうは Yes / No の答えを期待しているだけですので 行ったことがあれば Yes, I have. なければ No, I haven't. と答えたら良いだけなのですが その ベン に拘った私 途中で答えられなくなり カタマッテおりました。

すると Yes? No? と聞いてきます
もう行っていようがいまいが関係ありませんので とりあえず答えました どちらでも良いのですから。 
それを何回かした後 今度はわたしがその文を使って 質問をすることになりました。

それで Have you ever ベン to ・・・? と言ったら ベン ではなく ベン だと言うのです。

で ご丁寧に発音をしてくれるのですが どうしても ベン にしか聞こえなくて また ベン と言いますと 

違うよ ベン だよ!!(・・・あの~ ベン と発音しているでしょう あなた)

で 仕方なく ビーン と言ったら 

そうだよ それでいいんだよ ベン だよ できるじゃないの わかった?

あはははは・・・(゚∀゚)アヒャヒャ
 
いまやネットでいくらでも発音が聞こえるご時世ですから なんという昔のことなのでしょう と思えてしまいますが 私にとってはこれは結構な衝撃でした。
 
been の発音を 所謂 ビーン と聞こえる音で発音するのはイギリス音となります。
 
発音は こちら をクリックなさってお聞きになってくださいませ。 
 
アメリカ音では 短い bɪn しかありません。
イギリス音にも bɪn はありますが 発音記号は同じでも 母音の ɪ が多少違いますし また この短母音は地域によっても その人の育った環境や受けた教育によっても  多少差があるように思えます。
 
で 今思い出してみますれば このアメリカ人 かなり訛っておりましたですね。
南部の訛りが強かったように記憶しています。
 
後日 イギリス人にこの been を発音してもらいましたら カタカナで書くなら ビーン と聞こえる音に発音してくれ ついでに口の開き方と n 音の舌のつけ方を教えてくれました。
 
英語には ん がありませんので ついでに教えてもらった n 音の発音が後々とても役に立ちました。
 
因みに フランス語では 母音を伴わない n は 鼻に抜ける音になってしまいますので n が見えたら 舌を上の口蓋につける は かなり練習しました。
それでも 時折 ん というか フランス語の鼻抜け音になっていて 通じないことしばしばでした。 
專欄文章僅代表作者個人觀點,不代表咖啡滔客的立場。

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