Rintaro Tutor Interview
- Q. Rintaro先生、こんにちは。自己紹介をお願いします。
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A. こんにちは、僕は東京生まれ、埼玉育ちの純(?)日本人です。 高校生で一年間カナダへ交換留学、その後帰国してからは音楽専門学校でジャズをかじったりフリーターをしながら22歳で初めて大学生となりました。 これが米国での生活の始まりです。それから7年(学部生4年、学院生2年、仕事1年)住み続け、最後の1年はカウンセラーとしてミズーリのメンタルヘルスクリニックで勤務しました。カウンセリング心理学の修士(M.Ed.)を持っています。
- Q. 現在お住まいのインドネシアについて教えてください。住んでいる街はどんなところですか?
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A. 今年の6月にジャカルタから郊外の街に引っ越しました。ジャカルタ中心部からは車で3、40分、Karawaci(カラワチ)という大きな大学がある街に住んでいます。 ジャカルタは最近世界で交通渋滞ワーストに選ばれましたが、カラワチはそれに比べると「まだ」静かなものです。ただ交通ルールなどあってないようなもの。道を逆走するスクーターなど日常茶飯事、3、4人乗りのものもよく見かけますし、クラクションは常に聞こえます。運転するのは未だに命がけです(はちょっと大げさかもしれませんが・・・)。
- Q. カナダやアメリカでの生活経験もあるとプロフィールにありましたが、海外に興味を持ったきっかけはなんだったのでしょうか?
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A. これはブログでも映画予告編を取り上げた記事を書いておりますし、映画・ドラマを使ったレッスンもやっているくらいですからバレバレかもしれませんが映画、特にアメリカ映画ですね。小学生の頃から水曜ロードショーなどを毎週楽しみにしていました。一番お気に入りの映画はGood Will Huntingです。 更に中学2年生の時、僕のクラスだけ当時の教頭先生が英語を教えることになりまして、この先生の教えのおかげでより英語が好きになった、というのもあります。ホームルームの先生から「あなたたちの英語のクラスは特別に教頭先生がもちます」と伝えられた時にはびっくりしたものです。中学生ですと、しっかりと発音したりするのは恥ずかしくて中々出来ないものですが、この先生は「頑張る子供を伸ばす」素晴らしい教え方だったので、英語に興味があった僕は発音練習にのめり込んでいきました。今でも数字の12、twelveの発音が上手だね、Rintaroはと褒められたのを覚えています。「頑張る・努力する人を励ます」という精神は自分が英会話講師になった今でも大切にしています。
- Q. フォトグラファーとしても活動されていると聞きました。主にどのような写真を撮っているんでしょうか?
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A. 写真を始めたのは約5年前、自分のカメラを手に入れたのは4年前、アメリカ生活を終えて日本に帰国した2011年です。 最初の2、3年は主にStreet photography(街中を歩き回り行き交う人々をスナップするスタイルのものです)をしていました。Flickrという写真掲載サイトにずっとアップしていますが、今でもI come from street photography.という理念は変わりません。スタジオやポーズを取った集合写真とは異なり、二度と再現できない一瞬を切り取るところによろこびを感じます。 それ以来フラッシュを使ったポートレートやstreet photographyでは中々出来ない映画のワンシーンを切り取ったような写真を撮り始めました。 そのうちミュージシャンである友人のCDのジャケット写真を撮らせてもらったりもしました。インドネシアに越してきてからはブライダルフォトグラファーの人に声をかけてもらい、昨年は10回ほど、結婚式の撮影を行いました。バリやシンガポールにも行かせてもらいとても貴重な体験をさせてもらいました。 こちら、前述のFlickrの僕のアカウントです。
- Q. やはり先生のレッスンといえば発音レッスンですが、発音を身につけるにあたり、気をつけたこと、実践したことなどがあれば教えてください。
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A. 発音を上達させるコツをよく生徒さんから聞かれるのですが、僕はいつもこう伝えています。「魔法のような秘訣は存在しません。残念に思われるかもしれませんが、発音の向上に必要なのは練習です。1日10分といった程度のものではなく少なくとも数時間、同じ発音を何千回と繰り返すレベルの練習です。」 インターネットが普及した今日では情報はいくらでも集めることができます。ただそれを「道具として」発音向上に役立てるかどうか、そしてそれを日頃から実践できるかどうか。これをする方が上達します。練習をしてきた生徒さんはすぐにわかります。 僕のレッスンではそれぞれの生徒さん一人一人が苦手とされる部分を明らかにし、それの改善のお手伝いをしています。これによって闇雲な練習を避け、つまり効果的な学習が望めます。
- Q. どのレッスンも魅力的ですが、『英会話におけるAssertiveness(積極性)を身につけよう!』のレッスンが気になります!日本人にありがちな発言できない問題が解決できそうなレッスンですね。こちらのレッスンを作成した経緯や思いを教えてください。
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A. 僕がこのレッスンを開設するきっかけになったのは日本語と英語が話されている文化の違いがコミュニケーションの方法に痛烈に影響することを教えていて感じたからです。語彙がいくらあっても、文法がどれだけしっかりしていても「英語的な話し方=遠慮のない、積極的でそして論理的な話法」が身についていないと色々な場面で苦労をすることになります。ビジネス商談はその一例です。レジでの一コマやホテルでのチェックインでも必要でしょう。 僕は日本の方に英語を通して「堂々として」もらいたいのです。申し訳無さそうに話す必要はないのです。お好きなことをご自身のタイミングで話し、世界と対話できるようになってもらいたい、そういった願いが込められています。
- Q.カフェトークの生徒へメッセージをどうぞ!
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A. 僕の理念はこうです。Anyone can. つまりやれば出来る。やる人は伸びる。伸びればそのよろこびが促進剤となり更にやる。この連鎖を起こすきっかけ、それをお手伝いできたらな、と考えています。それではレッスンでお会いしましょう!