ブログで新たなレッスン告知をするのは久しぶりです。講師のRintaroです。雨が続きますね!と思ったらカラッと晴れて暑かったり、となんだか今年の6月は6月らしい6月のような気がします。
さて表題にもありますように、この度TOEIC Speakingセクションの対策講座を開設しましたのでこちらで報告させていただきます。
「あれ、でもこの人ずっと前にTOEICを批判した記事を書いていなかったっけ・・・」
と思われた方!よくご存知で!笑 そうです、以前こんな記事を書きました。よくお読みいただけるとおわかりになると思いますが僕はTOEICというテスト自体を批判していたのではなく、どちらかというと
「テスト・資格至上主義」
である昨今(昔から?)の日本人が持つ「技術・能力」に対しての意識、そして姿勢について触れた記事でした。
最近TOEICの対策講座を開設していないのには以上の理由がありました。英会話よりもこういった対策レッスンって儲かるので(!)やればよいわけですが、そういった割り切ったことができないので全く教える気がせずやっておりませんでした。
ちなみに・・・TOEICのListeningパートが変更になる以前に一度、やはり当時の英会話スクールの上司のたっての希望でTOEIC(ListeningとReadingのみです)を受けたことがありましたが、英検1級と同様全く勉強せず結果は980点でした。
では何故Speaking対策講座を開設するに至ったのか?シンプルに言うならば
普段の英会話力が試される良いテストであると感じたから
です。もう少し具体的に説明しましょう。
資格試験・テスト(性格判断テストなども含みます)などにはある条件が揃っていなければ「まっとうな」テストとはいえない、といった要素が2つあります。
1. Accuracy - 正確性︰見極めようとする能力・技術がそのテストで実際に判断できるか?例えば数学のテストに漢字の書き順をたずねる問題があったら・・・?それは全く異なる技術であり、数学のテストに載せるべきではない問題ですね。これは極端な例ですが、英語・英会話検定も全てそうあるべきであり、このAccuracy(精度、と言っても良いでしょう)を高く保つためにテスト・試験をデザインする人間は非常に慎重に膨大な時間をかけて問題を作成します。
2. Reliability - 一貫性︰例えば全く同じ内容のTOEICをほぼ全く同じ英会話力を持つ異なる二人の人間に実施した場合スコアは近似したものになるか?ならなければこのテストには一貫性がなく、質の高いものとは言えません。他にも第~回とその直後の回のテストであまりにも点数が乖離する場合もやはりReliabilityが欠けている、といえます。もちろん2回目を受験される方は対策を講じてくるわけですから点数がある程度上がるのは予想内ですが、初回と2回めであまりにもスコアがかけ離れていた場合、テスト自体に欠陥があった可能性は否定できません。
今回TOEIC Speakingの過去問題、練習問題を多数確認した上で僕が感じたのはこのテストには以上の2つの条件がきちっと揃っている、という確信でした。もちろん普段の英会話における全てのシナリオをカバーした内容ではありません。かといって英会話能力を見極めるのに全く無関係な問題だらけでは全くなく(ここらへんは僕のレッスン内容の説明を参照ください)、皆さんの「力試し」としてうってつけだと感じました。
ということで前置きが長くなりましたが、皆さんからのリクエスト、お待ちしております。レッスン内容に関してご質問がある方は僕宛にメッセージをいただければ喜んでお答えします。
開設を記念して今週末、今月30日までは10%引きでレッスンを提供します。クーポンは今月末まで有効となりますのでお早めに!
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