師走も半ばとなりました。
忘年会シーズンもたけなわ、いかがお過ごしでしょうか。
さてアラフィフくらいの年代になりますと、年末年始にご実家に帰省するときだけが
親御さんとゆっくりお話される機会という方も多いかと思います。
親御さんがお元気なときに今後のことをお話されておくとよいかもしれません。
お身体の不調や病気を患ったりすると、今後おこるかもしれない介護や治療、住み替えやリフォーム、
入院、そして亡くなった後のことなど、話し出しにくくなってしまうことも多々あり得ます。
特にお金が絡んだ話は、後々ご家族内、ご親戚の間でもトラブルが起こる可能性が
ありますので、ぜひ親御さんのご希望を事前に聞いておきたいものです。
また認知症になると銀行口座が凍結されてしまうこともあります。
どのようにお金の管理をされるかもご一緒に考えておく必要があります。
このような話を始めると「縁起でもない!」と一喝されてしまうかもしれません。
でもこういったお話ができるのはお子様やご家族だけだと思います。
ぜひこの機会に上手に話しを切り出したいものですね。
そんな親御さんとの会話のきっかけづくりに役に立ちそうなものがこちらの本です。
「自分で作る ありがとうファイル」https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784334950811
著者の財前直美さんは女優さんであり、親御さん世代にもよく知られた方だと思います。
老後の「重い」話題だけでなく、感謝の気持ちを持って楽しく親御さんと語っていただきたい話題が
いくつも収められています。
お金だけでなく、親御さんにはあなたに譲りたいご家族の「宝物」があるかもしれません。
思い出話やそんなご家族の「宝物」の話を、ぜひお子様や他のご兄弟などもご一緒に
聞いておけると良いですね。
そして自然な流れでお金のことやどういう老後をご希望されていらっしゃるのか、
万が一のときのご希望や連絡先なども合わせて伺えると良いなと思います。
いわゆる「エンディングノート ・終活」本の中では読みやすく、
愛情溢れる本だと思います。
帰省される前にぜひ本屋さんででもチェックしてみてください。
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