Japanese short essay 『ゾッとした電話(でんわ)のはなし』

Weekly Topic: I want to buy these shoes next!

LISA HAYASHI

こんにちは、日本語教師のLISA LINです。

ごめんなさい、なぜか「今週のテーマ」のチェックが何度クリックしても外せず
テーマから見に来てくださった方には、申し訳ないです。

今回はビジネス日本語会話のテキストを作っていて思い出した
会社での電話応対にまつわるこわ~い思い出を作文にしました。

文字数は、500字前後です。
良かったら、最後まで読んでいってくださいね:)

※電話応対/でんわおうたい phone correspondence


<ゾッとした電話のはなし "My memory of a horrible phone call">


会社に入ってまず一番最初に教えられるのが、電話の応対です。

簡単そうですが、3コール以内にすばやく受話器をとって、
敬語を正しく使ってテキパキと応対しなければならないので、なかなか大変です。

また会社にある電話機には、スマホと違って色んなボタンがあるので、
それを使いこなすのも慣れないうちは大変です。

なので、みんな初めはたいてい嫌がります。
 

私は学生のときに、コールセンターでアルバイトをしたことがあったので、
電話を取るのはそれほど怖くありませんでした。

たくさん電話を取るので、ボタンの操作にもすぐに慣れました。

また、ほとんどが取引先の企業からの電話なので、応対に困ることも少なかったです。


そんな私ですが、一度だけ、ゾッとした経験があります。

まだ、働き始めて3年目のころのことでした。

いつものように電話を取ると、相手がこう言いました。


「もしもし、社長だけど。」


とっさには意味がわかりませんでした。

思わず、「どちらの社長さまですか?」と聞きそうになったとき、
ああ自分の会社の社長だ!と気がつき、すぐに社長秘書に電話を繋ぎました。


受話器を置いてから、どっと冷や汗が噴き出てきました。

危うくとても失礼なことを尋ねるところでした。
「どちらの社長さまですか?」と尋ねていたら、どうなっていたことか…
怖くて思い出すと今でもゾッとします。
This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

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