Japanese short essay『キャンパスの思(おも)い出(で)』

LISA HAYASHI

こんにちは、日本語教師のLISA LINです。

私の住んでいる東北地方では、都心より少し早く紅葉が終わり
イチョウの木も丸裸になって、冬の到来をギュギュン!と感じるようになりました。

イチョウと言えば思い出すのは、通っていた大学のこと。
授業の内容はほとんど記憶に残っていないのに(笑)、キャンパスの様子はありありと思い出せます。

そんなキャンパスにまつわる思い出を、500字前後の作文にしました。
最後まで読んでもらえたら、嬉しいです:)


<キャンパスの思い出 "A memory of my campus rich in nature">

私の通っていた大学は、都心から少し離れた場所にあり、
キャンパスの敷地内にはたくさんの緑がありました。

またキャンパスの外の通りにも、桜並木があって、
一年を通じて自然を感じることのできる環境でした。

キャンパス内には、地元の人たちも入ることができました。

よく見かけたのは近所の親子連れでした。
広い敷地を散歩したり、仲良く座ってお弁当を食べたりしていました。

木々に囲まれた落ち葉の上で、ヨガをしているおじいさんも見かけました。

古い切り株に腰掛けて、本を読んでいるおじいさんもいました。

正門を入ってすぐの両サイドには、大きなイチョウが並んでいて、
秋になると黄色い葉をたくさん落としました。

校舎の奥には、真っ赤なモミジも植えられていて、
キャンパス内で紅葉を楽しむことができました。
私は秋のキャンパスが一番好きでした。


そうそう、キャンパスにはタヌキも住んでいました。
どんぐりやまつぼっくりなど、えさが豊富だったのでしょう。
また、車も ほとんど通らないので、住み心地が良かったのかもしれません。

This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

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