本当は身近な言語学的思考☆

riwa.it

ある日、3歳の次男が言いました。

「(電気の)ボタン、届けない」

 

届かない、だよなぁ、と思いつつ、、、

「ん?でも待てよ?」

 

例えば

1、書けない(書くことができない。不可能の意)

2、書かない(書けるけど書かない、という意思)

 

1、歩けない(歩くことができない。不可能の意)

2、歩かない(歩けるけど歩かない、という意思)

 

に対応すると、次男はボタンに届くことができない(不可能)のであり、

つまり「届かない(2)」ではなく、次男の「届けない(1)」が正しいのでは?

という結論に達したのです。

 

「おお!言語学してるぅ!」と、嬉しくなった私です。

 

こんなふうに、言葉を覚えている真っ最中の子どもの言葉に、はっとさせられることが多々あります。

(ちなみに、バリ理系の主人にこのことを報告しましたが、なんとも興味のなさそうな対応。あーあ)

 

他にも、言語学とは少し違うけど、信号の青信号。

。。。どうみても緑ですよね。。でも、緑信号、とは言いません。

信号機のせいで(失礼)長男は、しばらくの間青色と緑色を混乱していました。

 

 このように、普段何気なくつかっている日本語の「あれ?」が気になったら、あなたも言語学者!

一緒に国語トレーニングしましょ♪

 

Added to Saved

This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

Comments (0)

Login to Comment Log in »
Popular ribbon

from:

in:

Unterrichtet

Language Fluency

Japanisch   Native
Englisch   Just a few words
Koreanisch   Just a few words

riwa.it's beliebteste Kolumneneinträge

Diese Kolumne existiert nicht.
« Back to List of Tutor's Column

Got a question? Click to Chat