明けましておめでとうございます!本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて前回の記事で高い集中力を発揮する方法についてお話しましたが、今回からはその詳しい方法を複数のトピックに分けてお話していこうと思います。前回挙げた複数の項目は、私が去年実践してみて効果があったやり方です。
今回は「activityをそもそも長く取らないこと」について話したいと思います。 人間が本当に集中できる時間は人によって個人差がありますが、一日せいぜい1~3時間くらいだと聞いたことがあります。ただ現代の私たちは一日にそれを遥かに超える時間仕事や勉強、練習や作曲をしていますね。当然その分は集中力が低く、パフォーマンスが落ちているわけですが、実情として仕事の場合はYou gotta do what you gotta do(やらんなあかんことはやらにゃあかん)という状況なので私たちは低い集中力で長時間作業をすることに慣れてしまっています。
ところがカフェトークでみなさまがレッスン受講を通してやっている活動は人生の課外活動というか、「自分のために自分でお金と時間を捻出してする活動」というニュアンスが多いと思います。これらの活動はクリエイティブな活動であり、仕事とは違う取り組み方をするべきだと思います。 かけられる時間は限られているので、「出来る限り長く」かけようとせずに始めから高い集中力を維持できる時間だけ決めて投資すると成果が出やすくなります。例えば1日1時間しかかけないと決めたとすると、では何時にやろうかとプランすることになりますね。始めは時間切れになった時点で「ああもうちょっとやりたかったのに」と、モチベーションが擦り切れていない位で切り上げられるように時間を設定するのが良いと思います。
そしてその限られた時間を一日の何時に持ってくるかも大事です。これも人によって違うので自分に合う方法を見つけなければなりませんね。でもだいたいは仕事が終わった後の時間か仕事前の時間ということになると思います。
勉強、練習、それから音楽活動の中でも作曲などの創作活動はなるべく頭の中がすっきりしている状態でやるのが好ましいです。人間は寝ている間にその一日に得た情報や記憶を整理するので、朝起きた後は頭がすっきりしていて、寝る前にはだいぶごちゃごちゃしている状態になります。なので出来れば少しの時間でも良いので仕事の前に持ってくることが出来れば理想的ですね。いわゆる朝活というやつですね。
それが出来ない場合は仕事が終わってからの時間や休みの日に課外活動に取り組むことになると思いますが、その場合もpower nap(10分位、横にならずに仮眠をとる)やactivityを始める前に必ずするroutine(音楽を聴くとか、本を読むとか)を自分で決めるなどして、脳の状態を少しでもクリアな状態にしてから始めると効果が上がると思います。
是非試してみてください!
Comments (0)