こんにちは!日本語講師のShihoです!
百人一首で一番古い歌は、西暦600年代に詠まれた天智天皇の歌です。
秋の農作業で小屋に泊まり、夜露で着物のそでがぬれる、という歌ですが
天皇が農作業をするとは思えないですよね。
この歌は、元々だれが詠んだかわからない歌でした。
平安時代ごろに、天智天皇が詠みそうだというイメージから、人々は天智天皇の作った歌、ということにしたそうです。
このように、だれが詠んだかわからない歌を当時の有名人が詠んだ歌とした例がたくさんあるそうです。
この本には、百人一首のそれぞれの歌の背景や、詠んだ人の気持ちがわかりやすく書いてあります。
たった31文字の和歌ですが、歌の背景を知ると、詠んだ人が見た景色が頭の中に浮かんでくるようです。
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