※今回のコラムにはお食事時に相応しくない内容が含まれておりますので、お読みになるタイミングにご注意ください^^;
韓国の諺や慣用句には、表現はお世辞にも上品とは言い難いものの、ズバリと真理を突いたすばらしいものがたくさんあります。ドラマや映画、漫画や小説の中にも、それらは随所に散りばめられています。そのような表現のニュアンスを知っていれば、作品をより味わい深く楽しむことができることでしょう。
様々な韓流コンテンツに頻繁に登場する諺の一つに、このようなものがあります。
똥이 무서워서 피하나 더러워서 피하지.[トンイ ムソウォソ ピハナ ドロウォソ ピハジ]
(大便が怖いから避けるか?汚いから避けるんだよ。)
これには개똥[ゲトン](犬の糞)のバージョンもありますが、「悪い人間やくだらない人間を相手にしないのは、自分が卑怯だからではなく相手にする価値がないからだ」という意味です。例えば、相手が喧嘩を売ってきたのに自分がスルーしたとします。すると、相手は「お前、意気地なしだから逃げるんだろ?」と挑発してきますよね。そのタイミングで、「アンタみたいな低レベルの人間に構ってる暇はないのよ!」という意思表示として上の表現を使うのです。
皆さんが今晩見ようとしているドラマに、早速ひょっこり現れるかも知れませんよ!ニュアンスをじっくり味わいながらお楽しみくださいね^^