【コラムレッスン02-2】冠詞を感しろ!ドキドキの答えあわせ

Takayuki Charette


日本語の濁点が登場したのは結構最近(昭和)のことだと言うのはご存知でしょうか。 「感しろ!」と書いて「感じろ!」と発音して下さい。

改めまして、ハロウィンに向けて絶賛仮装準備中?! の日米ハーフのスティーブン 孝之 シャレットです。
 

 

さて、前回のコラム【コラムレッスン02】冠詞に関して監視! の答えあわせをしていきましょう。サムネイルは今回も「冠」繋がりで選んでおります。

 

冠詞は日本語には無いので、捉えづらいなぁと感じている方は多いのではないでしょうか。

 

そこで、本日は、孝之に英語勉強中の日本語ネイティブ役、スティーブンに英語ネイティブ役を演じてもらい、二人の掛け合いを傍聴しながら、ちょっと違った角度から冠詞について考えていきましょう。

 
 

<前回の穴埋め問題>

T "I have (1) question for you again.”

S "What's (2) question you have for me today?"

T "What did you like to play when you were (3) kid?"

S "Yeah, I used to play (4) board game called 'Monopoly' with (5) brother(6) when I was just (7) kid. (8) kids in (9) neighborhood(10) would play it all (11) time."

T "Ohhh, (12) game. I played (13) game too. It was popular in Japan during (14) 90's."

 

 

T「よう、スティーブン、こないだのコラムの答えあわせをしようや。」

S「オケです。では1番から答えをどうぞ。」

T「これ、ひっかけやろ。わかってるねん。話題のはじめに出てくる名詞にはaが付くって習うけど、この場合、againが文末に入ってるやろ。てことは既に1回質問してる訳や、ということは2回目以降の質問やからtheでファイナルアンサーや。」

S「なるほど。確かにこの会話からすると、スティーブンと孝之は、前日、ないしは結構頻繁に会って、孝之がスティーブンに質問をしているような設定ですね。この場合、質問自体が異なるので、孝之さんがおっしゃられた理由ではtheになりませんが、ここにtheを入れられるケースを想定することはできます。」

T「教え給へ。」

S「例えば、孝之さんが、質問を書いた紙を興奮のあまりしわくちゃにして握りしめ、全力疾走でスティーブンの元へ駆けつけるなり、『あんたに、質問したかったんはこれや!!!(テンション爆発』というニュアンスで話しかけてくるとしたら、theの方がむしろ適切かもしれません。」

T「何を言うてはりますの・・・」

 

 

さて、二人の会話をこのまま聞き続けていると、コラムに終わりが見えそうに無いので、模範解答を下記に載せますので、答えあわせをしてみて下さい。×は何も入らないと言う意味です。

 

T "I have (a) question for you again.”

S "What's (the) question you have for me today?"

T "What did you like to play when you were (a) kid?"

S "Yeah, I used to play (a) board game called 'Monopoly' with (my) brother(s) when I was just (a) kid. (The/× ※1) kids in (the/my ※1) neighborhood(×) would play it all (the) time."

T "Ohhh, (that) game. I played (that) game too. It was popular in Japan during (the) 90's."

 
 
※1 The kids in the neighborhood, The kids in my neighborhood, Kids in my neighborhood が適切

 

スティーブンが解説していたように、冠詞の基本的な考え方を理解した上で、さらにネイティブはどんなニュアンスで定冠詞(the)や不定冠詞(a/an)を使っているのか、気になりませんでしたか?
また、もうちょっとそれぞれに対して詳しく解説してくれい!と思われた方 、
ぜひ、レッスンで尋ねてみて下さい。



それでは、レッスンでもお会いしましょう!

 

 

 

スティーブン 孝之 シャレット

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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