何かの足しに日本語教師～カナダへの道⑤

▶海外に移住すること～カナダへの道①
▶何のため？～カナダへの道②

▶夢や希望～カナダへの道③
▶過去は変えられねえ！～カナダへの道④

北米雄飛への夢が、自分のなかで頓挫した1997年後半は
相変わらず、仕事と大学・両立の日々。
仕事では好調と言いたいところだが
販売量の記録を作った事で、さらなる期待が掛かり
会社や仕入れ輸入元からのプレッシャーは日に日に増していった。
しかし、その年の暮れ
輸入元のカナダの会社から、販売新記録のご褒美が届く。
買付・営業チームをハワイに招待！
とてつもない、大盤振る舞いだ。

ハワイなんて、人生で行くチャンスなどないだろう…と思っていたわたしには
この棚からぼたもちの”ハワイ招待”はルンルンだった♪

98年のスタートは、2泊4日のハワイ旅行。
一応、社内的には「営業会議」という名目であったが
完全なるお遊び旅行である。

そう…まだ、そんな緩々な事もアリ！な　時代だった。

その年、大学の方は2月まで単位取得にギリギリまで頑張ったものの
あと数単位が足りず、3月には卒業が出来ず。
9月卒業…とも考えたが
ちょうどタイミング良く、大学で新しい課程の新設が発表された。
「日本語教師養成課程」

日本語教師の何たるかも知らない。
でも
わたしはこれに乗っかった！

いつか何かの足しになるのでは…

もしや、日本語教師で海外へ飛べるかもしれぬ…
そんな淡い期待も持ちながら、学部卒業を翌年の3月まで持ち越し
日本語教師養成課程に進む事にした。

新たに選んだ道。
しかし、わたしの心は弾むことはなかった。

仕事のプレッシャーと世相の沈み具合のなかで
何かしなければ…と。
だから
何かせずに、いられなかった…

Every Little Thing - Time goes by(1998)

次回は、とうとうカナダへの道が
見え隠れする出来事が起こります。
今だったら、ピンチがチャンス！？
アレがなかったら、今がなかったね…という事なんだけど
最悪な出来事が、わたしを大きな決断に向かわせます～ 続きを読む

TORIA (o￣∇￣)/

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