ご存じの方も多いと思います。超名作です。
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子どもの頃はじめて見た時には、あまりピンとは来なかったものの、その後もず~っとその印象が残っていました。それから、ず~~~~っと影響を受け続けてきたと思います。いまだに受けているし、今まさにその時代がやってきました。
この映画に影響を受けたからこそ、コンピューターに関する教室をやっていると思います。
見てない方もおられるので内容はあまり出したくないですが、それはそれで説明が難しい映画なので、ぜひ見ていただきたい。
初めに影響を受けたのは、A.I. HAL9000のようなコンピューターの世界というよりは、謎の物体モノリスの存在でした。まあ、オープニングというか、この映画の最も大きなテーマです。それから、「人間って何だろう?」というのが僕のテーマです。モノリスの謎に関しては、いつまででも話せる大きなテーマすぎるので、そこは少しスルーしたいと思います。
子どもの頃には想像でしかなかった未来の世界が、ここまでリアルな日常として出来上がってくると、うれしく興味深く思うと同時に恐さもあります。
HAL9000レベルのA.Iが身近になってきた今、本当に映画に描かれていたような問題が起こることも割と身近に感じるようにもなってきました。まだまだ感情という点では、コンピューターが思考できるレベルにはありませんが、人間がそういう危険な命令を下すという怖さがあります。
ちょっとしたA.Iが、無料で使える時代なのです。
しかし、近い未来、はるかに優れた思考力を持つ「本当の人工知能」が誕生した時に、結局もっとも怖いのは人間であるという答えが導き出された時、それに対応するコンピューターの判断は、正しいのか間違いなのかという大問題が起こるかもしれません。
もう映画どころではなく現実にそういう方向には進んでいます。シンギュラリティー以降の世界がどうなるのか、とても興味深くあります。そうなってくると、モノリスの謎的な話になってきます。
人間は、命のある生き物、命のない機械という隔たりを持っていますが、命が何かを知りません。生物の進化がA.Iやロボットの進歩と限りなく近いものだったりします。
機械には命がないのか、これがこれからのテーマとして、大きくなってくるのではないかと思います。
と、いうことでいまだに影響受けまくりの映画です。
事実は小説より奇なり。
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