介護職員も料理をする施設に勤めていた時のこと。
特別食として、”お祝い膳”というものをスタッフ数名で気合を入れて作ることがあったのですが。
ある年、蓋をせず、そのまま提供してしまって。
ご利用者様から『開ける楽しみ』を奪ってしまった年がありました。
せっかくの”特別”が、丸見えです。
大反省した、その年。
和食の繊細さ、丁寧さ、細やかな思いやり、
作る過程と、出来上がりを見て楽しみ、
味わっていただく、
静かな中にある華やかさ諸々を噛みしめた、あの日。
せかせかせず、少しのゆとりと思いやりがあれば。
ほんの少しのことが、
何ものにも代えがたい喜びにつながることって、ありますよね。
敬老の日が近くなると、いつも思い出すのですが。
その日に限らず、出来れば、毎日。
何気なく過ごしていると、見落としがちな、
ちょっとした事にも心配りが出来るよう、過ごしていきたいものです。
さて、すっかりお久しぶりになってしまいましたが、
皆様、お変わりございませんでしょうか。
今年の夏も猛暑日の連続で。
今日も酷暑で、本当に9月かな?と、思いましたね。
皆様、お出かけの際はもちろん、お部屋の中に居ても、
まだまだ熱中症対策必須で、
無理せず、お過ごしくださいね。
Chika.T
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