英語では、Sincerely や Thank you や Best regards など、メールやお手紙の締めくくりに色々な言葉を使うことができます。「種類が多すぎて、どれが使えばいいのかわからない」と思う方もいらっしゃるかと思います。今回のコラムでは、私がカナダで仕事していた時に見かけた結び言葉を紹介していきます。
・Sincerely,
「心から」「誠実に」「敬具」のような意味合いを持っています。
初対面で使う印象があります。
・Sincerely yours, / Yours sincerely,
Sincerely よりフォーマルな表現です。
アメリカでは Sincerely yours、イギリスでは Yours sincerely が使われると言われています。
・Thank you,
「ありがとうございます」以外にも「よろしくお願いします」のように使える表現です。
極稀に嫌味に聞こえてしまうこともありますが、これはメールの内容によります。
・Thanks,
Thank you より砕けた表現です。「ありがとう」「よろしく」のような感覚です。
上司が部下に使うようなイメージです。
・Best regards,
「敬意を込めて」という意味合いを持ちます。Sincerelyほどフォーマルではないですが、
ビジネスでよく使われる便利な結び言葉です。
・Kind regards,
Best regards と意味合いは同じですが、比べると心なしかフォーマルな響きです。
・Best wishes,
「幸運を(祈る)」ことを表しています。筆者は、相手を応援する時に使用します。
・All the best,
Best wishes 同様、「全てが上手くいきますように」というニュアンスです。
・Regards,
上記の Best regards や Kind regards の略で、比べると少しカジュアルな表現です。
ビジネスメールとカジュアルメールの両方で使えます。
・Best,
Best regards や Best wishes の略。
こちらも、ビジネスメールとカジュアルメールの両方で使えます。
ちなみに筆者はBest派です。
・Cheers,
「じゃあね」
【高難度】かなりカジュアルな表現ですので、「ここで使って大丈夫かな?」と
迷う場合は他の表現を使う方が賢明です。
ちなみに筆者の夫はCheersを使っています。度胸があります。
私が大学の職員として働いていた時は、教員がよく使っていました。
・With gratitude,
「感謝を込めて」Thank you でありがたさを表しきれない時に使える結び言葉です。
筆者がかつて非営利団体で働いていた時に、寄付をしてくださった方に送る
メールの締めくくりによく使っていました。
・Have a wonderful weekend,
「良い週末を!」金曜日によく見かけます。
相手が休暇でどこかへ行く場合は、Have a wonderul trip!「旅行楽しんできてね!」
・Happy Holidays,
「良い年末(クリスマスシーズン)を!」よく、12月中旬から下旬にかけてよく
目にする締めくくりです。
・Take care,
「ご自愛ください」「お大事に」「お気をつけて」相手が風邪を引いていたり、
病み上がりだったりする時に使える表現です。
メールやお手紙の最後に、自分の色を出せるのは英語の魅力の一つだと思います。これを機に、自分のスタイルを見つけていただけたら嬉しいです。
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